Subject: 生活経済常任委員会の報告
さかうえです
本日午前10時から宝塚市議会生活経済常任委員会を
傍聴してきました。傍聴希望者数が50名近くあり、
15名の傍聴席数に各団体から1〜数名と一般市民数名
という配分になりました。一般市民からは不満も出てい
ましたが、それは事務局の段取りの悪さですから仕方が
ないですね。
それから傍聴席は裁判所と同じで長いすが置いてある
だけで、車いす利用者は扉のそばにしか居場所がなく、
人が出入りするたびに動かなければならないというお粗
末なものでした。改革はまず傍聴席からやらなければ参
政権もへったくれもないですね。
結果からいいますと、各委員からの質問に市長、助役、
環境経済部長以下まともな答弁が得られず、また、市長
と環境経済部長の答弁が食い違うなどの問題を露呈し、
さらには、部内で隠していたことや嘘の答弁まで飛び出
し、傍聴者からの野次と傍聴議員の怒号が飛び交う場面
もあり、継続審議となりました。
問題点は多々ありますが、障害者に関連するものを取
り上げますと、大きく3点に集約されます。その3点と
は、身障者用駐車場、車いすでの避難経路、車いすでの
入浴のいずれもがない、またはできないということです。
事前に2度にわたる市と障害者団体との意見の交換の中
で20数項目にわたる建築基準法および同施行令違反、
兵庫県福祉のまちづくり条例違反、宝塚市福祉都市施設
整備要綱違反を指摘され、改善したという答弁はありま
したが、計画図面に現れたものはごくわずかしかなかっ
たのですが、それを横に置いたとしてまだ大きな3つの
問題があるということです。
1.身障者用駐車場がない
もともと全駐車台数が32台しかなく、利用者数に対
して130台ほどの不足が生じていて、それを理由に国
庫補助を打ち切られたという経緯を棚上げしたとしても、
市長の「ヨーロッパでは中心市街地活性化のために自動
車を都心部からシャットアウトした」という答弁には説
得力がなく、環境経済部長の「隣接地または近隣で不足
台数を確保したい」という答弁にいたっては市長の答弁
と一貫性を持ちません。また、「高齢者は歩いて温泉に
行くものだから駐車場は必要ない」という発言もあり、
体の不自由なものにより遠くの駐車場の利用を強要する
ということを示しています。
また、模索中の案として「ターンテーブル上で降りて
もらってあとは職員が誘導する」とか「身障者も使える
機械式駐車場を検討中」などと言われても、あえて障害
者がわざわざ危険を冒さなければならない合理的な理由
は見出すことができませんでした。
さらに、これらの答弁の中で「県に問い合わせたとこ
ろ『身障者用駐車場を設けないことは兵庫県福祉のまち
づくり条例に違反していない』と言われた」という部長
の発言があり、追求した結果、次長が「『機械式駐車場
に身障者用駐車場の設置義務はないが平置きの駐車場で
身障者用駐車場を確保する』ように10日前に言われた」
と答弁する始末で嘘を言ってでも議案を通したい裏に何
があるのかと勘ぐりたくもなるような内容でした。
2.障害者対応の避難施設
火事の際の避難施設は、当初は「エレベータをご利用
ください」と涼しい顔で答弁されていたようですが、結
局のところ各階の階段質近くに一時退避用のバルコニー
を設けてそこで助けを待つそうです。5階建ての建物の
各階に設置するそうですが、階段室のような一番煙突に
なりやすい場所にこんなものをつくるのは防火管理者の
資格をもつものとしては納得ができません。やはり、避
難用のスロープあるいは滑り台が必要であることは火を
見るより明らかです。「技術的に無理だ」という別の言
い訳がありましたが、技術的にどう無理なのかという説
明は聞かれずじまいでした。
また、市は、もとの計画では必要であった二方向避難
の建築基準法上の要件をはずさせるために浴室の天井に
大きな円形のガラス張りの穴をあけて閉空間面積を減ら
すという離れ業までやってのけました。そこまでして人
命を軽視しなければならない理由はいったい何なんで
しょう。
3.車いす入浴設備
部長の答弁によると「車いす入浴設備は作らない」そ
うです。理由は「(別の場所で)車いす入浴設備を見て、
『これはつくれないなあ』と思った」からだそうです。
避難スロープは「技術的に無理」で、車いす入浴設備は
環境経済部長の主観で決められるという一貫性のなさに
は恐れ入りました。そして対応策(?)として「施設内
用車いすに乗り換えて浴槽脇まで行き『介助者』に入れ
てもらいたい」という部長の答弁には傍聴席から「おま
えがやってみろ!」という野次まで飛び出しました。
ほかにも計画自体に問題が山積していますが、焦点が
ボケますので障害者にかかわる部分だけにしておきます。
継続審議になりましたので、次回の生活経済常任委員
会の予定はわかり次第連絡をします。とりあえず次は本
会議に焦点をあわせて置いてください。僕は野次を飛ば
しすぎたので(委員長からの注意は受けていません)、
次回は傍聴を拒否される可能性がありますから、僕が入
れなくてもかわりに人が入れるようにたくさん傍聴にき
てください。(文責:坂上正司)
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障害者を排除する施設を宝塚市につくらせるな!
よりよい決議を求めて市議会に集結を!
3月22日(水)時間は未定
宝塚市議会・本会議
(宝塚市役所4階議会傍聴席に集まってください)
連絡先 井上 きよし聖
(住所) 665―0816 宝塚市平井2−15−1
(携帯) 090−3709−1939 (Tel) 0797−82−3500
(Fax)0797―88−3784
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