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SPSN Newsletter 号外

1997/11/24

last update: 20170427


Social Policy Studies Network
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◇SPSN Newsletter 号外(1997/11/24)◇
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発行 SPSN事務局
〒113 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学文学部社会学(武川)研究室気付
FAX:03-3815-6672, EMAIL:VZQ12171@スパム対策niftyserve.or.jp
URL http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~takegawa/spsn.index.html

◆1997年11月24日(土)午後,第9回研究会が東京大学にて開催されました.報告
者は高木俊之氏,平岡公一氏で,討論者はそれぞれ三重野卓氏,中野いく子氏でし
た.報告の概要はニューズレターでお知らせします.なお参加者は以下の24名でし
た.順不同.

三重野卓(山梨大学),平岡公一(お茶の水女子大学),三本松政之(文教大学),
山田昌弘(東京学芸大学),小渕高志(明星大学),箕浦光(神奈川県),三島亜
紀子(大阪市立大学),小出昭太郎(東京大学),森川美絵(東京大学),金智美
(東京大学),深谷太郎(東洋大学),武川正吾(東京大学),城戸喜子(慶應義
塾大学),遠藤かおり(東北大学),高木俊之(専修大学),下平好博(明星大
学),立岩真也(信州大学),三枝麻由美(千葉大学),園田洋一(千葉大学),
藤村正之(武蔵大学),中野いく子(国際医療福祉大学),三井さよ(東京大学),
高橋万由美(法政大学),磯網正子(人事院)

◆第10回研究会は,東京大学にて,1998年1月31日(土)午後に開催を予定してい
ます(但し,報告者や会場の都合で変更する場合もあります).書評セッションと
して立岩真也氏の『私的所有論』を取り上げます.また,三重野卓氏の報告「生活
の質と共生の論理」を予定しています.詳細は次号のNewsletterにてお知らせしま
す.

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ホームページ開設者はお知らせ下さい
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SPSN Forumのホームページが開設されました.SPSN関係者でホームページを開設し
ている方は事務局までご連絡下さい.リンクをはります.また,ホームページにご
意見がありましたら,事務局までご連絡下さい.
URL http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~takegawa/spsn.index.html

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Newsletterの送付方法
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事務作業の効率化のため,Newsletterの送付方法を以下のように変更いたします.
◇電子メイルの利用可能な方 … 原則として,郵送およびファクスによる送付は
行ないません.
◇これまでファクスによって送信していた方 … 電子メイルが利用可能でない場
合は,原則として,郵送による方法に変更します.
◇郵送以外に連絡方法のない方 … 従来通り郵送といたします.

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関連研究会のお知らせ
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以下のような研究会が開催されます.関心のある方はご参加下さい.

◇関東社会学会1997年度第1回研究例会「質的調査法」部会

  日時:1997年12月6日(土)午後2:00-6:00
  場所:立教大学池袋キャンパス、5号館第1・第2会議室
5号館は、立教通りをはさんで正門と反対側の門を入った5階建ての建物で、1階
正面右手のエレベーター手前の通路を入って左手が、第1・第2会議室です。

司会:有末賢(慶應義塾大学)
報告者・報告テーマ
(1)古賀正義(宮城教育大学)
「エスノグラフィーの可能性
   ---「対話的」「実践的」「多声的」などが意味するものをめぐって−−」
(2)後藤範章(日本大学)
  「社会的リアリティへの感応力と想像力--集合的写真観察法の試み−−」

テーマ部会概要

 「質的調査法」部会では、研究委員として池岡義孝(早稲田大学)・有末賢(慶
応大学)の両理事に、北澤毅氏(立教大学)と野口裕二氏(東京学芸大学)に加わ
っていただいて、質的調査法という社会学研究法にとって、魅力的ながら十分な論
議がなされているとは言い難い方法論を、じっくりと議論してみたいと考えてスタ
ートした。
 第1回の研究例会としては、「今なぜ質的調査法なのか」という課題を設定して、
質的調査法そのものの持つ内包と外延について、さまざまな角度から検討してみた
い。古賀正義氏は、当部会の研究委員の北澤毅氏とともに、『<社会>を読み解く
技法--質的調査法への招待--』(福村出版、1977年)の編著者であり、その冒
頭の「質的調査法とは何か」において、「調査」という営みの中で質的調査法を定
位するとともに、同書所収の「参与観察法と多声的エスノグラフィー--学校調査の
経験から−−」では、教育社会学の立場から、エスノグラフィーの可能性を模索し
ている。また、後藤範章氏は、日本都市社会学会の第12回、第13回大会におい
て、2年続けて「都市社会調査のデータと方法」の問題を取り上げて、積極的に企
画・運営にあたった(後藤範章「日本都市社会学と社会調査」『日本都市社会学会
年報12』1994年、同「都市社会学と社会調査方法論--都市的社会のリアリテ
ィを求めて−−」『社会学論叢』(日本大学社会学会)第123号、1995年6
月、同「マルチメソッドとダイレクト・オブザベーション」『日本都市社会学会年
報14』1996年6月、など)。また、最近では、「写真で語る:「東京」の社
会学」をゼミの学生たちとともに試みており、「集合的写真観察法」の取り組みに
ついて検討される予定である。
このような2人の報告者を迎えて、質的調査法の多様な展開に対して、社会学の
研究法として何が蓄積されるのか、そして、また何が独自の方法として貢献できる
のか、について脱−領域的に話し合っていきたいと考えている。(文責:有末 賢)
_____ Dept.of Basic Human Scis., Waseda Univ.
Yoshitaka IKEOKA, ikeoka@スパム対策human.waseda.ac.jp


同報受信者:BZW03516,CQW00217,CYL04235,CZH13506,GAG02136,GCB01506,GFG01031
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