■日本人類遺伝学会臨床遺伝学認定医制度と同臨床細胞遺伝学認定士制度

 妊娠早期における出生前診断は,遺伝カウンセリングの一環として行われる必要が
ある.わが国においては臨床遺伝学の専門家が少ないことを鑑み,日本人類遺伝学会
では臨床遺伝学の発展と普及を目的として1991年より臨床遺伝学認定医制度を開始し
た.すでに300名以上が認定されており,今後ますます実地の遺伝医療の場で活躍す
ることが期待される.
 同様に,日本人類遺伝学会では染色体検査に携わる医師,研究者,技術者を対象と
した認定士制度を発足させ,1995年4月より認定を開始する.染色体検査は診断に直
結することが多いため,認定士は高度な技術を駆使し,診療に必要な正確な情報を的
確に依頼者に伝える役割を担うものである.
 今後,わが国における出生前診断が健全に発展していくためには,これら臨床遺伝
学認定医および臨床細胞遺伝学認定士の役割は大きいものと考える.それぞれの連絡
先は以下のとおりである.

○臨床遺伝学認定医制度委員会事務局
長崎大学医学部附属原爆後障害医療研究施設遺伝部門
〒852 長崎市坂本町1124
TEL:0958−47−2111,FAX:0958442658

○臨床細胞遺伝学認定士制度委員会事務局
兵庫医科大学遺伝学教室
〒663西富市武庫川11
TEL:0798−45−6587,FAX:0798-40−7639