言語研究会からのお知らせ
last update: 20170427
◆6-1
《《《《《言語研究会からのお知らせ》》》》》
今野 晃：DZB20327@スパム対策nifty.ne.jp
（1998年度言語研連絡人）
冬の到来を告げるかのような気温の低さがここ数日続いてお
ります。みなさまにおかれましては、お変わり無くお過ごしの
ことと存じます。
以下のように、次回の活動予定の案内をさせていただきます。
ふるってご参加いただけるよう、お願い申し上げます。
また、言語研での発表を希望される方は、遠慮なく今野に申し
つけてください。よろしくお願いいたします。
<<<<<<<<<<<<<<< 次回の活動予定 >>>>>>>>>>>>>>>>>
★日時：12月17日（木） am10：30〜pm12:30
タイトル：「権力と秩序：HabermasのArendt受容について」
発表者：伊藤 賢一氏
場所：東大本郷キャンパス法文２号館 地下実験室(社会学研究室の真下)
〜社会思想研究会との共催〜
ご不明な点などありましたら、今野まで問い合わせてください。
以上です。よろしくお願いいたします。
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今野 晃：言語研究会1998年度連絡人
東大大学院人文社会研究科博士課程在籍：社会学
e-mail:DZB20327@スパム対策nifty.ne.jp
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◆6-2（Sun, 21 Feb 1999）
《《《《《言語研究会からの活動報告》》》》》
今野 晃：DZB20327@スパム対策nifty.ne.jp
（1998年度言語研連絡人）
12月に行われた例会の活動報告と発表の要約です。
当日は、社会思想研究会の方も含め、7人の出席者がありました。当日の
レジュメを希望される方は今野まで連絡いただけるようお願いいたします。
また言語研春合宿での発表を希望される方は、なるべく早めに今野まで
連絡（参加希望のメール）をいただけると幸いです。よろしくお願いいた
します。
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<前回の活動報告>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
★日時：12月17日（木） am10：30〜pm12:30
タイトル：「契約に基づく秩序秩序：H. Arendtにおける権力概念」
発表者：伊藤 賢一氏
場所：東大本郷キャンパス法文２号館 地下実験室
〜社会思想研究会との共催〜
当日の議論内容：
この報告は、Habermasのコミュニケーション権力概念の主要な源泉となっ
ているArendtの権力概念について明らかにすることを第一の目的としている。
Arendtの権力概念は社会（科）学で一般的な用いられるWeber流の「命令」
する権力とは対照的な「約束／契約」による権力であり、水平的秩序を構想
させる特異なものである。Habermasの試みは、この水平的な契機を垂直的
秩序にもう一度結びつけて、秩序の正統性を確保しようとするものだといえ
る。しかしArendtの議論には、Habermasが取り入れなかったもう一つの側
面がある。それは、水平的権力を支える周辺的条件を見据えようとする、覚
めた冷徹な目である。ここに、Habermasとは別の読みも可能であることが
示唆される。（伊藤賢一）
REV: 20170427