HOME > 事項 >

トランスジェンダー/トランスセクシャル/性同一性障害


last update: 20200425

○生存学創成拠点関係者による文章

■著作

山本 崇記・北村 健太郎 編 2008/10/10 『不和に就て――医療裁判×性同一性障害/身体×社会』,立命館大学生存学研究センター,生存学研究センター報告3,199p. ISSN 1882-6539 

■論文・その他[PDF/テキストデータあり]

吉野 靫 2009/03/31 「GID 正規医療の「QOL」/当事者の「QOL」――MTF 当事者への聞き取りから」,『Core Ethics』vol.5pp.403-414 [PDF]

吉野 靫 2008/03/31 「「多様な身体」が性同一性障害特例法に投げかけるもの」,『Core Ethics』Vol.4、pp. 383-393 [PDF]

吉野 靫 2009/09/26-27 「性同一性障害の疾病化の『恩恵』とその限界性」,障害学会第6回大会・報告 於:立命館大学

■全文掲載ファイル

片山 知哉(林義拓名義での仕事) 2011/05/14 セクシュアルマイノリティを理解する週間公式シンポジウム「日本型LGBT共生社会の作り方」シンポジスト 於:明治学院大学 [PDF](パワーポイント)

■web

 □団体
 □個人
 □学会

■文献

 □全文
 □引用
 □トランスジェンダー
 □性同一性障害・トランスセクシャル

報道

お知らせ他

(更新継続中)


> TOP

■web


*各サイト(生存学HP外部)へリンク
□団体

 ◆TSとTGを支える人々の会(TNJ)
 ◆性同一性障害をかかえる人々が、普通にくらせる社会をめざす会(gid.jp)
 ◆日本インターセックス・イニシアティヴ
 ◆ESTO(性は人権ネットワーク Est Organization)
 ◆セクシャルマイノリティ教職員ネットワーク
 ◆アムネスティ・インターナショナル日本
 ◆GID特例法「現に子がいないこと」要件削除全国連絡会
 ◆FTM日本
 ◆G-Front関西
 ◆QWRC
 ◆パフナイト
 ◆パフスクール
 ◆LGBTの家族と友人をつなぐ会
 ◆みやこサロン
 ◆デルタG
 ◆青森セクシャルマイノリティ協会
 ◆ベガーさん強制送還反対ブログ
 ◆れ組のつれづれ日記
 ◆れ組スタジオ東京
 ◆関西クイアフィルムフェスティバル
 ◆青森インターナショナルフィルムフェスティバル
 ◆ユニオンぼちぼち・セクシャルマイノリティと職場の人権部会
 ◆ヨシノ支援(性同一性障害医療過誤裁判を支援する会

> TOP
□個人

 ◆中村 美亜
 ◆田中 玲(「いらつめ」より)
 ◆筒井 真樹子
 ◆佐倉ジェンダー研究所
 ◆山本 蘭
 ◆石田 仁
 ◆伏見 憲明
 ◆つなかんぱにー
 ◆出雲 まろう

> TOP
□学会

 ◆日本解放社会学会
 ◆クィア学会
 ◆アジア国際クィア学会(An International Conference of Queer Asian Studies)
 ◆日本女性学会
 ◆GID学会
 ◆日本精神神経学会
 ◆日本性教育協会


> TOP

■文献・発行年順


□全文

◆2006/01/21 「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン(第3版)」PDF
  http://www.jspn.or.jp/04opinion/pdf/guideline-no3_2006_11_18.pdf×
 →http://www.jspn.or.jp/05ktj/05_02ktj/pdf_guideline/guideline-no3_2006_11_18.pdf
◆2002/03/16「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン(第2版)」
  http://www.jspn.or.jp/04opinion/opinion14_07_20.html×
  →http://www.netlaputa.ne.jp/~eonw/source/guide2.html

> TOP
□引用

このHP経由で購入していただけたら感謝

◆田中 玲 20060301 『トランスジェンダー・フェミニズム』,インパクト出版会,176p. ISBN-10: 400022011X ISBN-13: 9784000220118 [amazon] ※ f03.t05
◆南野 千恵子 監修 20040916 『【解説】性同一性障害者性別取扱特例法』,日本加除出版,338p. ISBN-10: 4817812907 ISBN-13: 9784817812902 3300 [amazon] ※ s00/t05
◆Meyerowitz, Joanne 200208 How Sex Changed: a history of transsexuality, Cambridge, Massachusetts and London, Harvard University Press. 400p. ISBN-10: 0674009258 ISBN-13: 9780674009257  [amazon] ※ s00.t05
◆米沢 泉美 編 20030503 『トランスジェンダリズム宣言――性別の自己決定権と多様な性の肯定』,社会批評社,278p. ISBN4-916117-55-7 2200 [amazon] ※ * f
 http://homepage2.nifty.com/mtforum/tgism.htm
◆山内 俊雄 20010210 『性同一性障害の基礎と臨床』,新興医学出版社,338p. ISBN-10:4880024732 ISBN-13:978-4880024738 \5040 [amazon] ※ t05
> TOP
□トランスジェンダー

◆土肥 いつき 200802 「未来への一歩――トランスジェンダーから見た学校のもうひとつのあり方」『解放教育』38(2),pp.41-49
◆高橋 慎一 2008 「性同一性障害医療と当事者の身体の在り処――ガイドライン・特例法とトランスジェンダリズムの分析から」『社会学理論研究』(2),pp.113-127
◆土肥 いつき 200712 「自分の航路を刻もう――トランスジェンダーとしての生き方」『解放教育』37(12), pp.7-16
◆佐々木 掌子 200711 「トランスジェンダーの性的自己形成に関する研究――ジェンダー・アイデンティティに寄与する要因」『日本=性研究会議会報』19(1),pp.24〜36
◆佐々木 掌子・尾崎 幸謙 2007033 「ジェンダー・アイデンティティ尺度の作成」『パーソナリティ研究』15(3),pp.251-265
◆杉浦 郁子・野宮 亜紀・大江 千束 20070131 『パートナーシップ・生活と制度――結婚、事実婚、同性婚』, 緑風出版,220p. ISBN-10:4846107019 ISBN-13: 9784846107017 1785  [amazon] ※ s00
◆竹内 あすか 2007 「トランスジェンダーの医療化がもたらしたもの――トランスジェンダーコミュニティ内の中心周辺化構造の生成についての一考察」『竜谷大学大学院研究紀要 社会学・社会福祉学』(15),pp.1-16
◆福岡 安則・黒坂 愛衣 2007 「トランスジェンダーを生きる――ある40台MtFのライフストーリー」『日本アジア研究』4,pp.41-78
◆田中 玲 2007 「クィアと「優先順位」の問題 (特集 バックラッシュをクィアする――性別二分法批判の視点から)」『女性学』(15),pp.46-49
堀江 有里 200610 『「レズビアン」という生き方――キリスト教の異性愛主義を問う』,新教出版社, 265p. ISBN-10: 4400427048 ISBN-13: 978-4400427049 \2310 [amazon][kinokuniya] ot, be
◆山根 望・名島 潤慈 20060325 「性同一性障害(GID)に関する心理学的研究の近年の動向」『教育実践総合センター研究紀要』21,pp.231-247
◆佐々木 掌子 2006 「性同一性障害の心理的・社会的適応に関する研究――ホルモン療法・手術療法の心理的効果」『研究助成論文集』(42),pp.129-135
◆田中 玲 2007 「インパクト・レヴュー Culture & Critique 性別二元論からの自由――『隠されたジェンダー』(ケイト・ボーンスタイン著)」『インパクション』(160),pp.165-167
◆池田 瑞恵 200607 「書評 人生を通じた性別制度との闘い――田中玲著『トランスジェンダー・フェミニズム』書評」『情況 第三期』7(4),pp.231-233
◆田中 玲 2006 「インパクト・レヴュー Culture & Critique ブックレビュー ラディカルな性の最前線 「セックス・チェンジズ トランスジェンダーの政治学」(パトリック・カリフィア著)」『インパクション』(150),pp.155-157
◆中村 美亜 2006 「新しいジェンダー・アイデンティティ理論の構築に向けて――生物・医学とジェンダー学の課題」『Gender and Sexuality: journal of Center for Gender Studies, ICU』(2),pp.3-24
◆矢島 正見 編著 200603 『戦後日本女装・同性愛研究』中央大学出版部
◆Meyerowitz, Joanne 20050930 「性別変更とポピュラー・プレス――1930-1955年のアメリカ合衆国におけるトランスセクシュアリティについての歴史学的ノート(後編)」『千葉大学社会文化科学研究』(11),pp. 157-168.(=1998, "Sex Change and the Popular Press: Historical Notes on Transsexuality in the United States 1930-1955," GLQ: A Journal of Lesbian and Gay Studies, (4)2, pp.159-187)
◆中村 美亜 200509 『心に性別はあるのか?』医療文化社
◆相馬 佐江子 20050707 「ルポ・教壇からのトランスジェンダー告白 ヒゲの土肥先生がある日、女性に変わった」『婦人公論』90(14),pp.168-172
◆Meyerowitz, Joanne 20050331 「性別変更とポピュラー・プレス――1930-1955年のアメリカ合衆国におけるトランスセクシュアリティについての歴史学的ノート(前編)」『千葉大学社会文化科学研 究』(10),pp. 79-93(=1998, "Sex Change and the Popular Press: Historical Notes on Transsexuality in the United States 1930-1955," GLQ: A Journal of Lesbian and Gay Studies, (4)2, pp.159-187)
◆Fujimoto, Yukari著,Linda Flores・Nagaike Kazumi訳,Sharalyn Orbaugh編訳 20041201 「トランスジェンダー――女の両性具有、男の半陰陽」『U.S.-Japan women's journal English supplement : a journal for the international exchange of gender studies』(27),pp.76-117
◆鶴田 幸恵 200410 「トランスジェンダーのパッシング実践と社会学的説明の齟齬――カテゴリーの一瞥による判断と帰納的判断」『ソシオロジ』49(2),pp.21-36
◆田中 玲 200404 「リレー連載「逆風に立つ」(6)トランスジェンダーという選択――FTM(女性体から男性体へ)のライフスタイル」『情況 第三期』5(4),pp.173-179
田中 玲 2004 「インパクト・レヴュー Culture & Critique ブックレビュー パートナーシップとは何か――『同性パートナー――同性婚・DP法を知るために』(赤杉康伸・土屋ゆき・筒井真樹子編著)」『インパクショ ン』(143),pp.146〜148
◆野宮 亜紀 2004 「性同一性障害」を巡る動きとトランスジェンダーの当事者運動――Trans-Net Japan(TSとTGを支える人々の会)の活動史から」『日本ジェンダ-研究』(7),pp.75-91
◆佐伯 順子 200308 「松尾寿子『トランスジェンダリズム――性別の彼岸:性を越境する人びと』 (特集 知と創造の最前線――21世紀へ、ブックガイド+世界思想見取図)――(性・表象)」『国文学: 解釈と教材の研究』48(10),pp. 101-103
◆堀江 有里 200304 「レズビアン」という生き方(10)トランスジェンダー――身近な隣人」『福音と世界』58(4),pp.56-59
◆寺迫 正廣 2003 「フランス語と文法的性――トランスジェンダーと第三の性」『大阪府立大学紀要, 人文・社会科学』51,pp.79-90
◆谷口 功一 2003 「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の立法過程に関する一考察」『法哲学年報』(2003),pp.212-220
◆田中 玲 2003 「インパクトレビュー Politics&Action クィアと女性のための新たな共闘の場の提案――Queer and Women's Resource Center(QWRC)発足に寄せて」『インパクション』 (通号 136),pp.185-187
◆田中 玲 2003 「インパクトレヴュー Culture & Critique ブックレビュー 「性同一性障害」を越えて、性別二元制を問い直す――『トランスジェンダリズム宣言――性別の自己決定権と多様な性の肯定』(米沢泉美編著)」『インパク ション』(137),pp.185-189
◆筒井 真樹子 2003 「消し去られたジェンダーの視点――「性同一性障害特例法」の問題点」『インパクション』(137),pp.174〜181
◆石田 仁 2003 「フェミニズムが性同一性障害/トランスジェンダーに出逢うために」『神奈川大学評論』(46),pp.127-130
◆石田 仁 200209 「甦るブルーボーイ裁判の〈精神〉:性転換手術とその違法性に関する、雑誌メディアを用いた物語論的言説分析」『法とセクシュアリティ』(1),pp.85-117
◆日高 佳紀 200203 「蒐集家の夢/眼差しの交感――『秘密』におけるトランスジェンダーの構造」『奈良教育大学国文』(25),pp.1-12
◆山崎 永美子 200202 「essay 自分らしさを表現できる世の中へ――トランスジェンダーに学ぶ自分らしさの考え方」『エストレ-ラ』(95), pp.66-69
◆渡部 桃子 2002 「トランスジェンダーとは――その歴史,その可能性」『アメリカ研究』(36),pp.75-89
◆三橋 順子 2002 「トランスジェンダーと学校教育」『アソシエ』(8),pp,142-160
◆三橋 順子 2002 「現代日本のトランスジェンダー世界――東京新宿の女装コミュニティを中心に」『中央大学社会科学研究所年報』(7),pp.85-115
◆熊田 一雄 2002 「大本聖師のトランスジェンダー志向を再考する」『愛知学院大学文学部紀要(32),pp.1-9
◆杉浦 郁子 200110 「性」の構築――「性同一性障害」医療化の行方」『ソシオロジ』46(3),pp.73-90
◆杉浦 郁子 200110 「「性の自己認知 gender identity」の社会的構築―― 「性同一性障害」をめぐる医学的言説において」『紀要. 社会学科(中央大学文学部)』(11),pp.89-111
◆日高 佳紀 200102 「トランスジェンダー――谷崎潤一郎『秘密』」『国文学 解釈と教材の研究』46(3),pp.203-205
◆月間テ-ミス 200101 「「トランスジェンダー」達の逞しい生き方」『月刊テ-ミス』10(1),pp.102-103
◆中村 理恵 2001 「トランスジェンダー体験」『ベトナムの社会と文化』(3),pp.415-417
◆中川 由香里 200011 「「トランスジェンダリズム――性別の彼岸」松尾寿子『書評(関西大学生活協同組合組織部 編/関西大学生活協同組合組織部)』(117),pp.12-14
◆伊藤 眞 200003 「チャラバイ,ビッス,ベンチョン――南スラウェシにおけるトランスジェンダー」『人文学報』(309),pp.83-109
◆野宮,亜紀 200001 「わたしとフェミニズムのあいだ・トランスジェンダーの視点とフェミニズム『インパクション 』(117),pp.70〜73
◆宮崎留美子 2000 『私はトランスジェンダー/2つの性の狭間で――ある高校教師の生き方
』星雲社
◆虎井まさ衛 2000 『トランスジェンダーの時代-性同一性障害の現在』十月舎
◆森野 ほのほ 199911 「手をつなぎはじめたトランスジェンダーたち」『創』29(10) (通号 330),pp.144-147
◆杉浦 郁子 2001 「Kさんは「トランス」か――性的アイデンティティの理解可能性 (ミニ特集 ゲイ・スタディーズ)」『解放社会学研究』(13),pp.53〜73
◆伊東 聰江 1999 「ハトシェプストのトランスジェンダーにみる王位継承の問題」『エジプト学研究』(7),pp.144-146
◆白井 文子 19980201 「<時の話題>男女共同は共存から (トランスジェンダー)」『三田評論』(999),pp.40-41
◆佐渡 眞紀子 19980201 「<時の話題>犯罪報道におけるジェンダーバイアス (トランスジェンダー)」『三田評論』(999),pp.38-39
◆國信 潤子 19980201 「<時の話題> ジェンダー・フリーな生き方 (トランスジェンダー)」『三田評論』(999),pp.34-35
◆三橋 順子 1997 「「性」を考える-トランスジェンダーの視点から」セクシュアリティをめぐって』白水社,pp.8-44
◆松尾 寿子 1997 『トランスジェンダリズム――性別の彼岸』世織書房
◆ウィーンリーハ,サスキア 19940331 「〈研究会報告〉 女性のエンパワーメントとトランスジェンダーの問題:理論的考察」和智 綏子 訳『環太平洋女性学研究会会報Rim』1(1),pp.79-93
◆武田 正彦 1990 「男のスカート, 女のズボン-トランスジェンダー・モードの可能性」『現代のエスプリ』(277),pp.147-161
◆渡辺恒夫 198905 『トランスジェンダー』勁草書房


◆Cromwell, Jason, 1999, Transmen and FTMs: Identities, Bodies, Genders, and Sexualities, Urbana: university of Illinois Press.
◆Dean, Tim, 2000, Beyond Sexuality, Chicago: Chicago University Press.
◆Feinberg Leslie, 1998, Trans Liberartion: Beyond Pink or Blue, Boston: Beacon.
◆Lovaas, Karen E.,John P. Elia, and Gust A. Yep, 2006, “Shifting Ground(s): Surveying the Contested Terrain of LGBT Studies and Queer Theory,” Journal of Homosexuality, 52(1-2): 1-18.
◆Munt, Shally, 1997, “Orifices in Space: Making the Real Possible,” Butch/Femme: Inside Lesbian Gender, London: Cassell.
◆Meyerowitz, Joanne 200208 How Sex Changed: a history of transsexuality, Cambridge, Massachusetts and London, Harvard University Press.
◆Nelson, James L., 1998, "The Silence of the Bioethics: Ethical and Political Aspects of Managing Gender Dysphoria," GLQ: Journal of Lesbian and Gay Studies, 4(2): 213-230.
◆Prosser, Jay, 1998, Second Skins: The Body Narratives of Transsexuality, New York: Columbia University Press.
◆Rubin, Henry, 2003, Self-Made Men: Identity and Embodiment among Transsexual Men, Nashvill, TN: Vanderbilt University Press.
◆Salmon, Gayle, 2006, “Boys of the Lex: Transgenrerism and Rhetorics of Materiality,” GLQ: Journal of Lesbian and Gay Studies, 12(4): 575-597.
◆Stryker, Susan, 1998, "The Transgender Issue: An introduction," GLQ: Journal of Lesbian and Gay Studies, 4(2): 145-158.

> TOP
□性同一性障害・トランスセクシャル

◆杉浦 郁子 200811 「リハ専門職が知っておきたい 障害者のセクシュアリティ(第5回)ハビリテーションとしての性別移行――性同一性障害の人々にいま,求められている支援とは」『地域リハビリテーション』3(11) (通号 32),pp.1090-1093
◆棚村 政行 20081001 「性同一性障害をめぐる法的状況と課題」『ジュリスト』(1364),pp.2-8
◆難波 祐三郎・長谷川 健二郎・木股 敬裕 他 200810 「経験 性同一性障害に対する造膣術の経験」『形成外科』51(10),pp.1197-1204
◆石原 理 20080901 「日本における性同一性障害の診療(クリニカルレクチャー,生涯研修プログラム」『日本産科婦人科學會雜誌』60(9),pp,N-163-N-167
◆最高裁判所 編 200809 「通達・回答 性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律の一部を改正する法律の公布等について」『家庭裁判月報』60(9),pp.141-143
◆本山 敦 200807 「家族法判例ノート(第25回)性同一性障害者性別取扱特例法の4年間――1事件:最決平成19.10.19家月60巻3号36頁 2事件:最決平成19.10.22家月60巻3号37頁」『月報司法書士』(437),pp.34-39
◆鶴田 幸恵 20080630 「正当な当事者とは誰か:「性同一性障害」であるための基準」『社会学評論』59(1),pp.133-150
◆法曹会 編 200806 「法務省通達・回答 戸籍関係 性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律の施行に伴う戸籍事務の取扱いについて(通達)」『法曹』(692),pp.64-61
◆針間 克己 200805 「性同一性障害と精神医学」『臨床心理学』8(3) (通号 45),pp.354-359
◆佐々木 掌子 200805 「性同一性障害と心理臨床」『臨床心理学』8(3) (通号 45),pp.341-347
◆荘島 幸子 20080331 「「私は性同一性障害者である」という自己物語の再組織化過程――自らを「性同一性障害者」と語らなくなったAの事例の質的検討」『パーソナリティ研究』16(3),pp.265-278
◆佐倉 智美 200803 「2006年度 第4回[女性学研究]コロキウム 性同一性障害の社会学――性別脱構築の視点」『女性学研究』(通号 15),pp.61-92
◆石原 理 20080201 「1) 日本における性同一性障害の診療(クリニカルレクチャー,生涯研修プログラム,第60回日本産科婦人科学会学術講演会)」『日本産科婦人科學會雜誌』60(2),p.401
◆新井 富士美・中塚 幹也・佐々木 愛子・安達 美和・平松 祐司 20080201 「P4-130 性同一性障害患者の思春期危機について(Group108 思春期,一般演題,第60回日本産科婦人科学会学術講演会)」『日本産科婦人科學會雜誌』60(2),p.827
◆難波 祐三郎・長谷川 健二郎・山下 修二 他 200802 「経験 性同一性障害に対する乳房切除術の経験(第2報)下垂型乳房に対する治療」『形成外科』51(2),pp.203-209
◆吉野 靫 20080000 「「多様な身体」が性同一性障害特例法に投げかけるもの」『Core ethics――コア・エシックス』(4),pp.383-393
◆東 優子 200712 「性同一性障害をめぐる臨床と心理・社会的支援 (男女共生社会を目指す心理教育)――(ジェンダー・セックス・セクシャリティ)」『現代のエスプリ』(485),pp.146-157
◆敦賀 ひろき 200710 「性同一性障害 埼玉医科大学・性別適合手術中止 当事者が国に、私たちに問いかける」『論座』 (通号149),pp.140-146
◆虎井 まさ衛 200705 「性的少数者 「性同一性障害」既婚者の改名 (人権キーワード2007)」『部落解放』(582) (増刊),pp.86-89
◆虎井 まさ衛 200705 「「性同一性障害者特例法」改正の年」『マスコミ市民』 (通号 460),pp.30-33
◆佐々木 掌子・尾崎 幸謙 20070331 「ジェンダー・アイデンティティ尺度の作成」『パーソナリティ研究』15(3),pp.251-265
◆越智 敏裕 200703 「男子受刑者である原告が、性同一性障害を理由に、拘置所長による刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律37条に基づく調髪処分の差止めを求めたが、棄却された事例[名古屋地裁平成18.8.10日判決] (判例解説)――(行政)」『Lexis判例速報』3(3)(通号 17),pp.62-66
◆地崎 竜介・河 源・六車 光英・木下 秀文・松田 公志 20070220 「OP-174 性同一性障害患者に対するQOL調査(第95回日本泌尿器科学会総会)」『日本泌尿器科學會雜誌』98(2),pp.334
◆ヨシノ支援プロジェクト・ヨシノ ユギ 200700 「インパクト・レヴュー Politics & Action GID(性同一性障害)医療前進のための裁判闘争をご支援下さい!」『インパクション』 (通号156),pp.205-207
◆高津 桂 200700 「性同一性障害者の叫び――差別、偏見を乗り越えてマイノリティはどう生きるか (特集 異議申し立て)」『現代の理論』(11),pp.61-67
◆都築 忠義 200609 「性同一性障害の心理・社会的問題(特集2 性同一性障害(GID)の診かた)」『精神科』9(3)(通号 51),pp.242-245
◆高松 亜子・原科 孝雄・大槻 佑可子 20060720 「性同一性障害に対するファーストステージの手術経験――女性から男性へ」『日形会誌』26(7),pp.428-433
◆大島 俊之 200606 「家事裁判例紹介 性同一性障害者性別特例法の無子要件を合憲とした事例(東京高裁平成17.5.17決定)」『民商法雑誌』134(3),pp.503-508
◆佐倉 智美 20060525 『性同一性障害の社会学』,現代書館,213p. ISBN-10: 4768469213 ISBN-13: 978-4768469217 \1800 [amazon][kinokuniya] ※ t05
◆二宮 周平 20060510 「家族2 性同一性障害者の性別取扱いの変更申立てを却下した事例(東京高決平成17.5.17家月57巻10号99頁) (民法判例レビュー(92))――(判例評釈)」『判例タイムズ』57(13)(通号1204)(臨増),pp.47-53
◆山根 望・名島 潤慈 20060325 「性同一性障害(GID)に関する心理学的研究の近年の動向」『教育実践総合センター研究紀要』(21),pp.231-247
◆小野 幸二 200603 「性同一性障害特例法における性別適合手術と戸籍の変更 (特集 私は産みたい)」『産婦人科の世界』58(3),pp.295-297
◆加藤 慶 20060228 「新聞メディアにおける性同一性障害表象」『技術マネジメント研究』(5),pp.55-65
◆針間 克己 200600 「性同一性障害とインターネット」『精神医学研究所業績集』(43),pp.73-76
◆佐々木 掌子 200600 「性同一性障害の心理的・社会的適応に関する研究――ホルモン療法・手術療法の心理的効果」『研究助成論文集』(通号 42),pp.129-135
◆田中 將之 200510 「Transgenderの生徒に対する入試面接――性同一性障害が疑われる生徒への学校の対応」『心理臨床学研究』23(4),pp.498-503
◆法務省 200508 「法務省通達回答 戸籍関係 性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律の施行に伴う戸籍事務の取扱いについて(通達)」『法曹時報』57(8),pp.2468-2498
◆森 美加・高橋 道子・牛島 定信 他 200507 「性同一性障害における性役割志向」『臨床精神医学』34(7),pp.951-957
◆岩瀬 純一 200505 「性同一性障害を手掛かりに家事係調査官の仕事を考える (特集 変革期を生きる調査官)――(変革を見すえる――何が起きているのか<裁判所の覚で>)」『家裁調査官研究展望』(33),pp.24-30
◆粟野 仁雄 200503 「ルポ 戸籍変更の「特例法」施行から7ヵ月 性を変える人びと――性同一性障害に横たわる壁」『現代』39(3),pp.284-293
◆秋武 憲一 他 200502 「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」による性別の取扱い変更の審判について
ケ-ス研究 2004(4)(通号282),pp.3-38
◆山本 克司 200500 「性同一性障害に関する法的問題点についての一考察」『人間文化研究所紀要』(10),pp.113-123
◆中塚 幹也 200500 「性同一性障害と性のグラデーション」『男と女の倫理学』ナカニシヤ出版
◆南野 知惠子・山内 俊雄・虎井 まさ衛 200412 「鼎談 戸籍上の性別変更も可能に 性同一性障害について考える」『りぶる』23(12)(通号273),pp.64-69
◆谷口 洋幸 200412 「個人研究助成受託者報告 性同一性障害に関する国際人権判例の研究」『ジェンダ-研究』(7),pp.93-114
◆谷口 洋幸 200411 「国際人権法にもとづく性同一性障害者の人権保障――ヨーロッパ人権裁判所の判例を契機として (JASE第14回学術研究補助金対象研究)」『日本=性研究会議会報』16(1),pp.13-21
◆塚田 攻 200409 「性同一性障害におけるボディイメージ (特別企画 容姿と美醜の心理)」『こころの科学』 (通号117),pp.48-52
◆最高裁判所 編 200409 「通達・回答 性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律の施行に伴う戸籍事務の取扱いについて」『家庭裁判月報』56(9),pp.105-135
◆自見 武士 200409 「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律の概要」『家庭裁判月報』56(9),pp.1-19
◆中村 雅人 200408 「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律の施行に伴う戸籍事務の取扱いに係る関係通達等の解説」『民事月報』 59(8),pp.180-186
◆法務省 200407 「訓令・通達・回答(5181)性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律の施行に伴う戸籍事務の取扱いについて(平成16年6月23日付け法務省民一第1813号民事局長通達)」『戸籍』(760),pp.58-88
◆有薗 真代 200405 「物語を生きるということ――「性同一性障害」者の生活史から」『ソシオロジ』49(1)(通号150),pp.55-71
◆永野 仁美 20040301 「労働判例研究 第1004回(1084)性同一性障害を持つ者に対する懲戒解雇の適法性――S社事件――東京地決平成14.6.20」『ジュリスト』(1263),pp.189-192
◆野宮 亜紀 200400 「「性同一性障害」を巡る動きとトランスジェンダーの当事者運動――Trans-Net Japan(TSとTGを支える人々の会)の活動史から」『日本ジェンダ-研究』(7),pp.75〜91
◆田原 牧 200310 「リレー連載「逆風に立つ」(1)見失ったプライドと寛容性――「性同一性障害特例法」批判」『情況 第三期』4(9)(通号 33),pp.194-200
◆星野 一正 20030830 「民主化の法理/医療の場合(99)性同一性障害者の性別取扱い特例の法制化に成功」『時の法令』(通号1696),pp.60-65
◆200308「話題レポート 「性同一性障害法」が成立でも残る課題――数千人が「疾患」に悩む中」『月刊テーミス』12(8)(通号130),pp.104-105
◆]石井 政之 20030622 「ルポ なぜ日本では「戸籍の性」を変えられないのか (性同一性障害――当事者たちの闘い)」『婦人公論』88(12)(通号1132),pp.136-139
◆石田 仁 200300 「フェミニズムが性同一性障害/トランスジェンダーに出逢うために」『神奈川大学評論』(46),pp.127-130
◆松村 比奈子 200300 「セクシュアル・マイノリティと社会空間の変容――性同一性障害をかかえる人々の社会運動の実践と社会の対応 (特集・社会空間の変容――"脱"<家族‘婚姻‘ホハプュヂリテッ>の時代)」『神奈川大学評論』(46),pp.67-83
◆田中 玲 200300 「インパクトレヴュー Culture & Critique ブックレビュー 「性同一性障害」を越えて、性別二元制を問い直す――『トランスジェンダリズム宣言――性別の自己決定権と多様な性の肯定』(米沢泉美編著)」『インパクション』(通号137),pp.185-189
◆筒井 真樹子 200300 「消し去られたジェンダーの視点――「性同一性障害特例法」の問題点」『インパクション』(通号137),pp.174-181
◆谷口 功一 200300 「「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の立法過程に関する一考察」『法哲学年報』,pp.212-220,226
◆鶴田 幸恵 200300 「「心の性」を見るという実践――「性同一性障害」の「精神療法」における性別カテゴリー
年報社会学論集(16),pp.114-125
◆虎井 まさ衛 20010524 『ある性転換者の幸福論』,星雲社,158p. ISBN: 4434009842 ISBN-13: 9784434009846 1470 [amazon] ※ d/t05 0n/mlt 1990/990214ql
◆池田 稔 20011015 『私の体は神様がイタズラで造ったの?――性同一性障害を超えて』,悠飛社,171p.ISBN-10:4946448969 ISBN-13: 978-4946448966 \1680 [amazon][kinokuniya]※ t05


> TOP

■報道


◆2020/04/21「性的少数者 生きづらさ 浮き彫り」『京都新聞』
 「新型コロナウィルス感染拡大の中で、性的少数者(LGBTなど)が抱えてきた社会制度や差別の問題が浮き彫りになっている。自分や同性パートナーが感染すれば、「セクシュアリティやパートナーとの同居が公になってしまうのでは」「法的な関係でないため、パートナーの安否や病状を教えてもらえないかも」と言った不安があるからだ。性的少数者たちは「同性婚などの制度を早く整えてほしい」と訴える。」
◆2020/04/21「コロナで性的少数者に不安広がる 調査で「職場に知られる」」『産経新聞』
 [外部サイト] https://www.sankei.com/life/news/200421/lif2004210012-n1.html
◆一本 麻衣 20200421 「「家族」でなければ情報開示できない?新型コロナで顕在化する同性カップルの不安」『BUSINESS INSIDER』
 [外部サイト] https://www.businessinsider.jp/post-211519
◆國ア 万智 20200414 「差別の恐怖に襲われるLGBTQの人々の暮らし「同性パートナーとの同居、職場にさらされる?」「病院では?」新型コロナの影響、ここにも」『HUFFPOST』
 [外部サイト] https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e952b54c5b63e2705cb1118

> TOP

■お知らせ他


2009/01/25シンポジウム「ナルシストランス宣言」/同時開催写真展「身体と性――この曖昧な点と線
 於:立命館大学衣笠キャンパス

 ……

◆2003/02/27 性同一性障害者の戸籍変更「議員立法なら協力」 法相
 朝日新聞ニュース速報

 「心と体の性が異なる性同一性障害の当事者が心の性に合わせて戸籍上の性別を変更できるようにする法整備について、森山法相は27日、議員立法の動きがあれば協力するとの考えを明らかにした。この問題では、与野党の議員による立法化の動きが加速している。
 法相は同日の衆院予算委員会で、政府による戸籍法などの改正は「すぐには難しい」と述べたが、当事者が抱える深刻な状況は認め「(議員立法の動きがあれば)お手伝いしたい」と答弁した。
 戸籍上の性別は家裁が許可すれば変更できるが、法務省によると、性同一性障害を理由としたケースは80年の一例を除き認められていない。
 長男から次女への性別変更を求めたものの、一、二審とも却下されたケースでは、00年の東京高裁の抗告審が「戸籍法の分野だけでなく将来の社会のあり方などについて検討が必要で、立法にゆだねられるべき問題だ」としていた。」[2003-02-27-19:05]

◆200306 石井政之さんより
以下の記事を「婦人公論」に寄稿しました。
婦人公論6月22日号(6月7日発売:中央公論新社)
性同一性障害 当事者たちの闘い(ルポ)
『なぜ日本では「戸籍の性」を変えられないのか』

◆公開フォーラム 戸籍の性別訂正 地方自治体や当事者ができること
 小金井市議会における「性同一性障害者の性別記載訂正を求める意見書」議決経過報告会

 去る9月30日、小金井市議会で「性同一性障害者の性別記載について性別の書き換えのできるみちを開くこと」いう意見書が議決されました。※この画期的 な議決は、驚きを持って迎えられ、多くの性同一性障害の当事者に勇気と感動、そして希望を与えてくれたのです。この度、この議決を行った小金井市議会から 議員お二人をお招きして、フォーラムを開催できる運びとなりました。戸籍の性別訂正(変更)を実現するために、また、性同一性障害当事者の生活環境が向上 するように、地方自治体ができることは何なのか。そして何より一市民が、当事者自身ができることは何なのか、より身近な問題として考えてみたいと思いま す。

※ 正確には「ストーカー対策及び本人による訂正請求権等に関し戸籍法の早期改正求める意見書」の項目4
 <要項>
・日時  2002年11月10日(日)18:20〜20:30 (開場18:00)
・場所  小金井市市民会館(萌え木ホール)
       小金井市前原町3-33-25 小金井市商工会館3F
       Tel.042-385-5116(場所の問合せのみ可)
       JR中央線武蔵小金井駅下車徒歩5分
         ※イス席は100名程度です。お早めにどうぞ。
・参加費 1,500円
・出演者 小金井市議会議員公明党 鈴木ひろ子さん
       小金井市議会議員無所属 若竹りょう子さん
       神戸学院大学法学部教授 大島俊之さん
       作家、FTM日本主宰   虎井まさ衛
・内容 Part1  ・来賓挨拶
           ・鈴木・若竹両市議からの経過報告
           ・アトラクション
    Part2 ・鈴木市議、若竹市議、大島さん、虎井によるパネルディスカッション
           ・質疑応答
・主催  FTM日本虎井まさ衛、TwinkleStar(事務局)山本蘭
・後援  小金井市教育委員会、TSとTGを支える人々の会(TNJ)、T'sKitchen
・URL   http://http://www5e.biglobe.ne.jp/~gid/
・連絡先 〒123-0845東京都足立区足立西郵便局留FTM日本
       e-mail.ftmjapan@mve.biglobe.ne.jp
             事務局(TwinkleStar)
        e-mail.gid@with.memail.jp
        Tel.03-5715-2304 Fax.03-5715-2302
        (平日10:00〜19:00 講演に関すること以外のお問い合わせはご遠慮ください)
 ◆市議への質問や要望、戸籍の性別訂正など性同一性障害に関わるご意見等を事前に承ります。
  上記連絡先までメール、FAXまたは郵便でお送りください。当日会場で紹介いたします。
 ◆本フォーラムは一般公開です。マスコミ関係者が多数来場するため、一般市民の方、性同一性障害
  当事者の方は、各自でプライバシー保護にご注意ください。TV局の取材も予定されています。
 <マスコミの方へ>
 ◆会場で、マスコミ関係者受付を行ってください。
 ◆撮影は壇上のみに限定してくださるようお願いいたします。
 ◆参加者に対する取材は、原則お断りいたします。
 ◆それ以外の取材につきましては、事前にお問い合わせください。
 <懇親会のご案内>
◆フォーラム終了後、懇親会が予定されています。せひご参加ください。
   日時  11月10日(日)21:00〜23:00
          (フォーラムの終了時刻により多少前後します)
   場所  華酒歌舎
          小金井市本町1-8-4 2F 味市隣
          Tel.042-386-8456 (場所の問合せのみ可)
          商工会館より徒歩5分
    参加費 2,500円

出演者のご紹介
 鈴木ひろ子さん
   小金井市議会議員公明党 総務企画委員会委員長
略歴     東京都出身
        昭和56年小金井市議会議員初当選、以来6期
        副議長,監査委員歴任
        公明党女性局次長、東京都本部女性局長
 メインテーマ 男女平等社会の実現のために、積極的な活動や取り組みをし、多くの実績がある。
        又、最近は少子化対策に取り組み、子育て支援のための施策の提言に力を入れている。
 URLhttp://homepage2.nifty.com/suzuki_hiroko/frameset20010510.files/menu.html
 コメント    <自由、それは人間の生きる権利>
 性同一性障害って何?って聞く人はほとんどいなくなった。
 時代は確実に変わってきている。1998年に埼玉医大で我が国で初の性別適合手術が行われてから4年、この4年間での人々の性同一性障害に対する認識や 理解は急速に進んだと思う。でも、性同一性障害を抱える人々の不自由さに変化があっただろうか、先日、19歳のKさんという青年と一緒に母親が私たちのプ ロジェクトにみえた。是非、性同一性障害を抱える人の苦労や悩みを聞いて欲しいとのお話であった。Kさんは仕事に就く大変さや、選挙に行けない不満、そし て外ではトイレにさえ行けない不便さ等々、日常的な不自由さについて語った。もっとも、深刻な話だったのは性同一性障害を抱える人々がかかる医療機関が限 られている事であった。日本では埼玉医大と岡山大学医学部で性別適合手術が可能だが、現在700人※が手術などを待っているという。彼もカウンセリングを 受けているが、予約をしても4,5時間待ちは当たり前の状況なのだそうだ。その後、Kさんは乳房切除の手術をしたと聞いた。医療費は60万円で一切保険が きかないので、入院費用がかさまないように最低の2日間で退院するという。胸が痛む話であった。本人が望む性で不自由なく生きられる社会環境を整えるため に、国も本気で取り組む時が来ていると感じた。
※編集注 700名は、埼玉医科大500名、岡山大学200名の初診受付人数。正確な性同一性障害当時者の人数や手術待ちの人数は、把握されていない。

若竹りょう子さん
   小金井市議会議員無所属 総務企画委員会副委員長
 略歴     小金井市出身
        1993年、25歳で小金井市議会議員に全国最年少当選、以来3期
        議員任期中に出産を経験。子育てと議員活動は両立することを示し、女性の政治参画
        前進への事例を残す。
 力を入れて  野川の環境問題、男女共同参画、ジェンダーフリー政策、外国籍市民への行政サービス向上、
  いる分野  子育て支援、情報公開、市民参画、三宅島噴火災害対策ボランティア活動など。
 URL      http://www.wakuwaku.org
 メール    ryoko@wakuwaku.org
 コメント    <社会全体の協力で!>
女(男)の形で生を受け、女(男)として生きている人だけで世の中が出来ている、と思い込まされて成長してきた自分がいる。しかしこの数年、様々なメディ アや友人との出会いなどから、その思い込みがいかに不見識なものだったかを痛感している。幸いにも政治の場に仕事場を与えていただいている私たち地方議員 が中央政府に対してできることとして、地方自治法第99条に基づく「意見書提出」というアクションがある。戸籍の問題は、ストーキング被害であっても婚姻 暦がきれいに抹消できないことや性別変更ができないことなど、何年か前から私の中で気になっていた。いつか意見書にまとめてみたいと思っていたが、今年に なって、GID(性同一性障害)当事者の方々が戸籍変更の申立てをされたことや、性適合手術をされた競艇選手、安藤大将さんのことを伝えるニュースが、私 に「戸籍の問題を意見書にしてみよう」と思い立つきっかけを与えてくれた。試行錯誤しながら意見書案を書き上げ、文案を全会派に配りながら、特に4項目目 の「性同一性障害者については性別の書き換えができる道をひらくこと」の一文が、他の会派との文案調整後まで生き残ってくれることを祈った。そして 2002年9月30日、11万市民の付託を受けた小金井市議会本会議場で、議員全員一人一人が名誉にかけて、性同一性障害者の戸籍上性別書き換えを求める 内容の意見書に賛成をしたのである。性同一性障害が「人生の障害」でなくなる日をめざし、今後多くの地方議会からも声が上がっていくことを期待してやまな い。我が家に育つ2人の子どもたちについても、性自認が外見と異なる可能性はある。大切な友人がある日GIDであると打ち明けてくれることがあるかも知れ ない。そうだったとしても最愛の子どもや大切な友人であり続けることに変わりはない。多様な性を認められる社会は誰もが「生きやすい」社会だ。だから、当 事者だけの問題ではない。社会を形づくるすべての人が、当事者の「生きにくさ」の解消のために協力して取り組んでいかなければならないテーマだ。

 大島俊之さん
   神戸学院大学法学部教授
   日本私法学会理事 日本信託法学会理事
 略歴     徳島県出身
        大阪大学法学部卒
        大阪府立大学講師・助教授を経て現職
        1999年度カナダ首相出版賞受賞
活動     約20年前から、性同一性障害をめぐる法的な諸問題に関する論文を発表。
        最近は、新聞やテレビなどでも、当事者の戸籍上の性別表記の訂正を認めるべき旨を
        訴えている。
 主な著書   性同一性障害と法(日本評論社2002年)
        性同一性障害と法律(晃洋書房2001年石原明共同編著)
 コメント    <勇気に感謝>
全会一致で今回の議決をされた小金井市議会議員の皆様の勇気を心から賞賛したい。裁判所は、性同一性障害の当事者の戸籍上の性別表記の訂正を許可しない理 由として、国民的コンセンサスがないという理由を挙げてきた。しかし、今回の決議によって、裁判所のそのような理由付けが通用しなくなってきていることが 明らかとなった。小金井市から始まったこの動きが日本全国の地方自治体に波及してほしいものである。

虎井まさ衛
   主催者/作家/FTM日本主宰
 略歴     東京都出身
        法政大学文学部卒
        幼児期より性同一性障害に悩み、大学卒業後渡米して女性から男性への性別適合手術
        を受ける。
 活動     ミニコミ誌FTM日本を発刊し、当事者のサポート活動を行うかたわら、著述・講演
        などを通じて性同一性障害についての啓発活動を行う。
        「3年B組金八先生」第6シリーズへの協力や、NHK教育放送「にんげんゆうゆう」
        への出演など、性と人権について、教育現場やメディアを通じてアピールを行っている。
 URL      http://www2s.biglobe.ne.jp/~krtry/index2.html
 メール    ftmjapan@mve.biglobe.ne.jp
 主な著書   女から男になったワタシ(青弓社1996年)、
        トランスジェンダーの時代(十月舎2000年)など多数
 コメント    <大海に注ぐ流れ>
この春、ある女性議員の集いに招かれて性同一性障害についてトークをした。参加されていたのは様々な市議会・区議会の方々だったが、初めて聞いたという方 は意外と少なく、「実は地元の性同一性障害の人達から相談を受けていて」という方がほとんどであった。そしてその中に、小金井市議の方もいらしたのであ る。裁判所だの国会での立法だのということにばかり目を向けていた私だったが、「こういう議員さん達は偏見もなく、地域の人のためにやって下さるものなん だなあ」と新鮮な気分になったことを覚えている。そしてとうとう今回そういった方々のご尽力が、大きな第一歩となって実を結んだ。ありがたいことである。 このような流れがいくつもいくつも注ぎ込んでいけば、我々の海路も開けていくに違いないのだ。



◆「TSとTGを支える人々の会(TNJ)」公開シンポジウム
テーマ: 戸籍と性別 〜性同一性障害者にとっての社会的な壁〜
日時:2000年12月9日(土曜日)13時〜17時
会場:東京ウィメンズプラザホール
(渋谷駅または表参道駅より徒歩10分。国連大学奥)
参加費:1500円

<パネリスト>
大島俊之(神戸学院大法学部教授)
角田由紀子(弁護士)
南野知恵子(参議院議員)
山内俊雄(埼玉医科大教授)
性同一性障害の当事者若干名

TNJのホームページ
http://www.geocities.com/tnjapan/



◆20000405 岡さんより
『トランスジェンダーの自助支援グループ全国交流誌2000年』が発売されています。
申し込みは、1210円分の切手を入れて、
156−0044 東京都世田谷区赤堤二郵便局留
TSとTGを支える人々の会、へ。
郵便番号、住所、名前、できれば電話番号(またはメールアドレス)を記入してくださいとのことです。



==========================================================
第67回「TSとTGを支える人々の会」催し・公開シンポジウム
インターセックスとトランスジェンダー
−−その知られざる問題の共通点と相違点−−
==========================================================
●日 時:1999年9月3日(金)開場17:30 開演18:00〜20:30
●会 場:東京ウィメンズプラザ・ホール
    東京都渋谷区神宮前5−53−67
     地下鉄表参道駅 B2出口 徒歩7分
●参加費:1500円(資料代込み/カンパ歓迎!)
●主 催:TSとTGを支える人々の会 協力:FTM日本
●問合せ・連絡先:090−3506−4843(森野/午後10時まで)
     〒156−0044 東京都世田谷区赤堤二郵便局留
     「TSとTGを支える人々の会」
     ※住所に必ず「赤堤ニ郵便局」と漢数字の「二」を入れて下さい。

★「TSとTGを支える人々の会」(Trans-Net Japan)とは
 埼玉医科大学倫理委員会の答申発表をきっかけに、日本国内に性同一性障害の
ための自助支援グループがないのはおかしいという思いから発足しました。19
96年8月から、学習会や体験交流会、家族会などを行なってきました。普段の
活動は、プライバシーへの配慮から参加者やその家族、パートナー、支援者(医
療関係者、カウンセラーなど)に対象を限定し、その参加者は99年8月までに
約700人(公開時を除く)にのぼっています。IS当事者の参加者も、わかっ
ているだけで十数名にのぼります。

●開催主旨
 一般に性別は、生まれたときの外性器の形で決められています。
 インターセックス(IS、半陰陽)と呼ばれる、生物学的に男性と女性の特徴を
持って生まれる人たちの状況などは、まだほとんど知られていません。出生時の
外性器の形が「非典型的」である。外性器の形は「典型的」でISと気づかなかっ
たが、第二次性徴期になって期待された体の変化が起きない、あるいは大人に
なって不妊症の治療から初めて発見されるなど、ISの種類や状態は様々で、抱え
る問題もそれぞれ異なります。これまで、ISは「逸脱」であり、医学界の常識で
は「修正が不可欠」とされてきました。そのため、性のタブーと相まって、ISの
治療は多くの場合、本人(や家族)に十分な説明もされないまま、幼少期から、
できるだけ女性または男性の身体に近付けるよう、ホルモン療法や手術療法が半
ば強制的に行なわれてきました。本人の自己決定が踏みにじられ、不可逆的な治
療が実施されてしまう−−それ以外の選択肢と支援方法をもたないできた社会に
よって、深刻な問題が生み出されています。
 一方で、トランスジェンダーは、生物学的(解剖学的)には典型的であるとい
う点で、ISとは区別されます。しかし、この二つには重なる問題があります。例
えば、性別再指定(性転換)手術を始めとする医療が、IS当事者には自己決定と
は無関係に強制されてきた反面、性同一性障害の当事者は明確に手術希望の意思
を示しても、ISではないという理由で拒否されてきました。本人に必要な医療を
見きわめる際、当事者の主体性が尊重されてこなかったという点では、あい通じ
るところがあります。
 今回は、ISとTGの問題をクロスさせることで、相互の理解を深めていくきっか
けになればと企画しました。当事者や日本の研究者をはじめ、従来のIS医療のあ
り方に警鐘を鳴らす研究を発表し、世界的に注目された、ISとTG双方に詳しい性
科学者・ダイアモンド博士もお招きしています。非典型的な性のあり方に対する
医療や社会的支援は、当事者が「自分らしく生きる」上でどのようにあるべき
か、参加者の皆さまとともに考えてみたいと思います。
【メモ】
★インターセックスとは…性分化の発達機序において、遺伝子・性腺・内分泌(ホ
ルモン)など様々なレベルで非典型的な要素が含まれることを意味する。
★トランスジェンダーとは…広義には、自分の身体の性別やそれに属する社会
的、文化的性別に対して何らかの違和感や不快感を感じている人。(狭義には、
反対の性での生活を望みながらも、性転換手術までは望まない人を指すことが多
い)。

●プログラム
〈第一部〉18:00―19:20
  「インターセックスとトランスジェンダー その医療倫理をめぐる問題点」
  ミルトン・ダイヤモンドさん(ハワイ大学医学部教授)
  「TSとTGの性別決定を考える一症例」
  針間克己さん(精神科医)
  「非典型的なジェンダー指向をもつ人々の性的自己決定とQOL」
  星野一正さん(京都大学名誉教授)
〈第二部〉 19:20−16:30
 「当事者からの発言」
  橋本秀雄さん(IS、「日本半陰陽者協会」世話人)
  IS当事者のお母さん
  野宮亜紀さん(MtFTS/TG、「TSとTGを支える人々の会」運営メンバー)
  質疑応答、全体討論 
 司会:斎藤有紀子さん(明治大学法学部兼任講師)
*話し手やテーマ、発表順は、都合により変更される場合があります。

●取材を希望するマスコミ関係者の方は必ず事前の申し込みをお願いいたします
(事前のご連絡がない場合、取材をお断わりする可能性があります)。また、客
席やロビー、会場周辺などでの参加者に対する取材、撮影はご遠慮ください。

●一般の方は予約は必要ありません。

●取材申し込みをされた方以外は、会場へのカメラ、ビデオカメラ、テープレ
コーダーの持込みは禁止とさせていただきます。

●他人に迷惑をかけるような言動をする方には、退場をお願いする場合がありま
す。

●当事者・家族・パートナーの方々へ                   
今回の催しは、マスコミの取材を含む一般公開の催しです。参加者のプライバ
シーについては会としてできる限りの配慮は致しますが、皆様におきましても各
自一層のご注意をされた上でご来場ください。

●〈話し手紹介〉(プログラム順)

★ミルトン・ダイヤモントさん……ハワイ大学医学部解剖学・生殖生物学教授。
現代の代表的なセクソロジストとして、欧米などを舞台にアカデミックな研究発
表を行なうほか、地域社会での診療、セラピー、カウンセリング活動に従事。翻
訳された著書に『人間の性とは何か』 『セックスウォッチング/人間の性行動
学』(共に小学館)などがある。
★針間克己(はりま・かつき)さん……東京大学医学部卒。東京大学医学部大学
院博士課程修了。医学博士。日本性科学会幹事。専攻/精神医学、性心理障害。
精神科全般の臨床に携わる一方、性同一性障害の診断、治療も行なっている。著
書に『セクササイズ58』(小学館)がある。
★星野一正(ほしの・かずまさ)さん……東京医科歯科大学産婦人科卒。医学博
士。1957年から20余年の北米での臨床・研究活動の後、1977年に京都大学医学部
教授として赴任。京都大学医学部倫理委員会初代委員長を5年間務める。米国で生
まれ体系づけられた新しい生命倫理学 (バイオエシックス)を日本に紹介・普
及、日本生命倫理学会の創設に協力した。平成2年に 京都大学を退官後、生命倫
理学の研究・教育・啓蒙活動に専念。現在、京都大学名誉教授、京都女子大学・
宗教文化研究所教授・国際バイオエシックス研究センター・ディレクター、アメ
リカ内分泌学会名誉会員、アメリカ解剖学会名誉会員、New York Academy of
Science会員、 他所属学会多数。著書には、『医療の倫理』(岩波新書)、『生
命倫理と医療―すこやかな生とやすらかな死』(丸善)、『インフォームド・コ
ンセント―日本に馴染む六つの提言』(丸善ライブラリー)他、多数。
★橋本秀雄(はしもと・ひでお)さん……1961年生まれ。戸籍上男性。インター
セックス・アクティビスト。ISとその家族の支援とネットワーキングを進める
自助グループ、PESFIS(日本半陰陽者協会)世話人。「子供と人権」「性
と医療」「医療と人権」をキーワードに活動を展開。著書に『男でも女でもない
性』(青弓社)、共著に『インターセクシュアルの叫び』(かもがわ出版)があ
る。
★ISのお母さん……性染色体はXY型、マイクロペニス(短小陰茎)で、男児と
して育てている小学生のお子さんがいる。
★野宮亜紀(のみや・あき)さん……MtFTS(male to female transsexual)/TG
(transgender)。早稲田大学心理学科卒。コンサルティング業。「TSとTG
を支える人々の会」運営メンバー。
〈司会〉
★斎藤有紀子(さいとう・ゆきこ)さん……1963年生まれ。明治大学大学院法学
研究科博士前期課程修了。専攻は法哲学・生命倫理。医療における患者の人権・
自己決定の問題に取り組む中で、TS・TG・ISの問題と出会う。共著に「さ
さえあいの人間学」法蔵館、「医療と子どもの人権」明石書店など。TS・T
G・IS関連論文に、「性と生殖をめぐる生命倫理」 (母性保健をめぐる教
育・指導・相談−その1−ライフ・サイエンス・センター)、「性の自己決定と
医療:性転換手術容認をめぐって」(助産婦雑誌97年8月号)など。現在、明
治大学法学部、埼玉県立大学短期大学部助産学専攻科などで非常勤講師。

●資料集ご案内  当日もご用意いたします。
★「性同一性障害者も生きやすい社会を!」改訂二版
  定価500円送料160円 計660円
★「トランスジェンダーの自助支援グループ全国交流誌」
  定価500円送料200円 計700円
申込み方法:希望の資料名を明記の上、費用分の切手(80円、10円切手の組
合せ)を同封し、右記の当会連絡先へお申し込み下さい。送付先の郵便番号、ご
住所、お名前、できれば電話番号(またはメールアドレス)をお忘れなく。



==========================================
公開シンポジウム
トランスジェンダーをめぐる性的自己決定と医療
==========================================
●主催 TSとTGを支える人々の会、協力 FTM日本
●日時 1999年7月17日(土)13:00-16:30(開場12:30)
●会場 杉並区立産業商工会館講堂
●交通 JR「阿佐ヶ谷駅」南口 徒歩5分
    地下鉄丸の内線「南阿佐ヶ谷駅」 徒歩3分
●プログラム(敬称略、当日順序が変わることもあります)
司 会 東優子(御茶ノ水大学大学院)
13:00-14:30
第一部 「性同一性障害の定義と医療のあり方」
     針間克己(精神科医)
    「非典型的なジェンダー指向をもつ人々のQOL」
     星野一正(京都大学名誉教授)
    「トランスジェンダーをめぐる医療と法律」
     斎藤有紀子(明治大学兼任講師)
    「性的自己決定と医療化する身体」
     柘植あづみ(明治学院大学助教授)
    当事者数名(も予定)
14:50-16:30
第二部 全体討論
●参加費 1200円(資料代込)
●事務局 TSとTGを支える人々の会
156-0044 東京都世田谷区赤堤二郵便局留
090-3506-4843(22:00まで/森野)

●TSとTGを支える人々の会:発行資料
・性同一性障害も生きやすい社会を!改訂二版 500円(+送料160円)
・トランスジェンダーの自助支援グループ全国交流誌 500円(+送料200円)
 (30以上のグループがそれぞれの活動を紹介している49ページの冊子。1999年3月発行)
 ★購入方法 希望の資料名を明記の上、代金分の切手(80円10円切手を組
       合せ)を上記事務局へ。〒・住所・氏名・名前、(できれば)
       TEL・e-mailも。シンポジウム当日も販売予定


◆「トランスジェンダーの自助支援グループ全国交流誌」

TSとTGを支える人々の会
「トランスジェンダーの自助支援グループ全国交流誌」
1999年3月発行
会の連絡先は、156−0044
世田谷区赤堤二郵便局留
「TSとTGを支える人々の会」
30以上のグループがそれぞれの活動を紹介している
49ページの冊子です。



◆スウェーデン・性転換法[Lag (1975:119) om faststllande av knstillhrighet i vissa fall.]
 http://www.senshu-u.ac.jp/~thj0090/rex6.htm


> TOP
■cf.

◆評価書より(2007.5 立岩

  「性同一性障害について何が言えるか、私(評価者)にはわからない。今まで書かれ出されているものをすこし読んでもわからないし、何が書かれたら、そ れがわかるのかも見当がつかない。おそらくそのことは申請者においても同じである。それで私には、何が申請者にできるのか、わからない。しかし、絡め手か ら、であるとしても(それ以外にどんな手があるか)、申請者は、すこし大げさに言えば、身を賭して、この主題に向かっている。最も期待している若手研究者 の一人である。その研究が仮に(あまり)うまくいかなくても、十分にこれまでの研究水準を超えたものが生まれるだろうと思う。
  言うべきは基本的に以上に尽きる。以下は標準的な評価書の記載。[…]」

吉野靫の研究計画の評価書より(2008.5 立岩

  「性同一性障害は、例えば社会学の研究対象としてありそうな主題となり、実際、研究も幾つか出てきているようだ。そしてときにはよいものもある。そし てそれらは、「語り」を集めるという、昨今常套的に用いられる研究手法で押していくだけでは足りないことをわかっているようだ。しかし、ではどのように進 めていくのか。なかなか難しい。
  申請者もまたそのことを思っている。ただ、同時に「問題意識」は鮮明である。「勝手に二つに分けるな」、ということだ。すると、いずれかへの変容を押 し付け、身体を変えようとする「社会」その他と、それを拒む「私」、ということになるか。そう単純でないところが、難しいが、おもしろくもある。つまり当 人も、そのままでなく、(いくらかあるいはたくさん)身体を変えたいと思っているのだ。
  とすると、申請者が医療という場を調査研究の一つの主要な場所に選んだことの意義は明らかである。それは一つに、医療において不適切さらに加害的なこ とが多くなされてしまっているからということでもあるのだが、それと大きく関係して、身体という同じ場に、その当人と医療あるいは医療に関わる様々の力が 集まるからである。
  医療を押し付ける社会とそれを拒む私という図式はここでは成立しない。問題はより微妙で複雑である。だから、その場面を選んで、それを社会がどのよう に規定し、当人たちはどのように思い、実際何が起きているのかを記述することの意義は大きい。そこから、なんでもどちらかに決めたがる側――ただこちら側 についてはある程度のことは知られている――について、そして、そうは思わない側――こちらをうまく言い表わすことの難しさはどのようにしても残るだろう が――について、「実感としてどうもわからない」という人たちをも「そうかもしれない」と思わせる、精緻で厚い記述が生まれる。[…]」


REV:...20050106 20080520,28,30,0613 20080621 0710, 20100122,0417, 0506,0627、20110301, 0530, 20130617, 0821, 0921 1004 (インターセックスの記述を性分化疾患に分離), 20200425
  ◇事項 
TOP HOME (http://www.arsvi.com)