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生の技法家と施設を出て暮らす障害者の社会 安積純子・尾中文哉・岡原正幸・立岩真也 19950515 藤原書店,366p.,ISBN: 4-89434-016-X 3045yen ◇English ■安積純子・尾中文哉・岡原正幸・立岩真也 19950515 『生の技法――家と施設を出て暮らす障害者の社会学 増補・改訂版』,藤原書店,366p.,ISBN: 4-89434-016-X 3045yen [amazon]/[kinokuniya]/[boople]/[bk1] ※ http://www.fujiwara-shoten.co.jp ※ こちらから郵送できる本です。TAE01303@nifty.ne.jp立岩までご注文くだされば,著者引受価格2500円×冊数+送料(書籍小包)にてお送りいたします。送金は現物到着後郵便振替で。 他にもいろいろとあります。郵送できる本をご覧ください。 もちろん本屋さんにご注文いただくこともできます。オンラインで購入することもできます。 ■書評(↓) cf. ◆立岩 真也 19950515 「「自立生活運動」の新しい動き――CILの登場と介助システムの全体構想」 『機』49号,藤原書店,pp.10-11 (増補改訂版発行にあたって,藤原書店のPR誌『機』に書いた原稿) ◆立岩 真也 19950515 「増補・改訂について」 安積他『生の技法 増補改訂版』,pp.10-11 ◆立岩 真也 1990/10/ 「接続の技法――介助する人をどこに置くか」 初版の第8章 pp.227-284 (1990年10月) (増補改訂版ではこの章は書き換えられています。) ……以下、1995年に作った広告の一部+α…… 1990年に出版され,自立生活運動の大いなる歩みとともに,ぼちぼち売れてきた『生の技法』の増補・改訂版 (安積純子・尾中文哉・岡原正幸・立岩真也著,藤原書店,1995年5月,366p.,2900円+税) 藤原書店のホームページ http://www.fujiwara-shoten.co.jp あの?安積遊歩(純子)の30年 → 第1章 自立生活運動って? → 第2章 親と暮らす/暮らさないこと → 第3章 施設で暮らす/暮らさないこと → 第4章 cf.施設 介助すること/介助者とつきあうこと → 第5章 cf.介助(介護) 自立生活プログラムは何をめざす? → 第6章 cf.自立生活プログラム 障害者運動の歴史(1970年代から) → 第7章 ◎増補・改訂 第8章 改題・介助に関わる制度についての情報等内容を更新 「私が決め,社会が支える,のを当事者が支える――介助システム論」 第9章 「自立生活センターの挑戦」 補論 「アジアの開発途上国における障害者運動と自立生活」 +関連文献リスト追加+全国自立生活センター協議会加盟団体他 リスト きっとお役に立てる本です。 この本の印税は全額,機関誌・資料購入などのかたちで自立生活センターなど民間団体の活動の支援にあてられます。 著者一同 ◆岡原 正幸 19901025 「制度としての愛情――脱家族とは」 第3章→1995 増補改訂版・第3章(pp.75-100) ◆尾中 文哉 19901025 「施設の外で生きる――福祉の空間からの脱出」 第4章→1995 増補改訂版・第4章 ◆[初版]の目次 「生の技法」 (副題)家と施設を出て暮らす障害者の社会学 著者 安積純子・岡原正幸・尾中文哉・立岩真也 1990年10月初版発行 藤原書店 312ページ 判型A5 定価2500円 ISBN4-938661-13-6 C1036 もくじ はじめに 第1章 〈私〉へ−三〇年について(安積) 幾度も手術をする・施設で暮らす・帰還,障害者運動に出会う・家を出る・バーク レーに行く・国立市に移る・ピアカウンセラーを開業、等… 第2章 「出て暮らす」生活(立岩) どのように暮らしているのか・「欧米」の、特に合衆国の自立生活運動 第3章 制度としての愛情――脱家族とは(岡原) 福祉と「家族」・ある悲劇から・愛の過剰、親の心性・愛情の軌範性と家族の囲い 込み・小括,脱家族の意味すること 第4章 施設の外で生きる――福祉の空間からの脱出(尾中) 問題・「虐待」と「待遇の悪さ」・「管理」と「隔離」・「管理 」,「隔離」の うみだすもの・「管理」,「隔離」を批判する論理・福祉的配慮によって全生活を とりかこむこと・「施設の改善」について・施設を出た「後」の問題・小括 第5章 コンフリクトへの自由――介助関係の模索(岡原) 自立と人間関係・障害者と介助者−行き違いや不満・障害者と介助者−行き違い や不満の打開策・世間のまなざし・「介助」ということ・コンフリクトへの自由 ・小括 第6章 自立の技法(岡原・立岩) 生活様式を伝える試み・不確実な未来に賭ける・与えられた場への挑戦・障害を 「肯定」する・内側で終わらせない 第7章 はやく・ゆっくり――自立生活運動の生成と展開(立岩) 政策と運動−六〇年代までの・転換1: 青い芝・転換2:施設から・他者という存 在・生成・政策の「転換」・現況−境界線上へ 第8章 接続の技法――介助する人をどこに置くか(立岩) この社会の編成・自発的な行為・有償ということ・国家、自治体による保障・媒介 機関・ケア付住宅・小括 おわりに 文献リスト >TOP ■書評・紹介 ○初版時 ◆01 安積 純子・立岩 真也 19901210 「生の技法」(インタヴュー), 『クロワッサン』1990-12-10:148-149 ◆02 似田貝 香門 19901224 「1990年の収穫」, 『週刊読書人』1990-12-24 ◆03 読売新聞 19901225 「『生の技法』」(本), 『読売新聞』1990-12-25:13(家庭とくらし) ◆04 朝日新聞 19910110 「『生の技法』」(福島の本), 『朝日新聞』1991-01-10第2福島版 ◆05 西村 秀夫 19910110 「読書紹介:『生の技法』」, 『いちご通信』087:30-31 ◆06 福祉文化通信 19910201 「『生の技法』」(図書), 『福祉文化通信』005:08 ◆07 毎日新聞 19910215 「『生の技法』」(ひと・ひと・人模様), 『毎日新聞』1991-02-15夕刊:4 ◆08 西村 秀夫※ 19910301 「「自立生活」についての研究報告書――安積純子・岡原正幸・尾中文哉・立岩真也『生の技法』」(書評), 『障害者の福祉』11-03(116):38 ※社会福祉法人和泉会理事,在宅ケア研究会 身体障害者の自立生活についての、障害者と社会学者との、自立を求める障害者の立場に立った共同研究の報告である。このような研究書は初めてではないだろうか。障害を持つ人々の自立生活に関心のある人たちに一読をお勧めしたい。 重度の全身性障害者と障害者問題に関わる人たち百人余りからの聞き取り調査を基礎にしているところに特色がある。障害を持つ一人のメンバーの自立への歩みの語りを始めとして、自立して生活している人々の状況の概要を報告し、なぜ家庭や施設を脱出すのかを明らかにし、自立を支える条件について分析、検討している。自立生活運動の目的と今後の課題を明らかにするために、障害者運動の歴史を記している。 身体障害者の運動の歴史の質的な転換の契機になったのは、一九七〇年に横浜の障害児殺しの母親のために起った"減刑嘆願運動"に対する身体障害者の反対行動であった。社会の常識に反すると思われたこの行動は、障害児殺しへの安易な同情が、障害児殺しを軽視するものであり、障害者は殺されてもよいとする考えに通ずるととらえたことに発していた。自分自身も障害をあってはならぬものと考える常識に巻き込まれていた障害者が、人間として生きる権利の自覚に立って、その常識に反抗したのである。 この時期に収容施設での非人間的な処遇に反対する入所者の闘争があり、それを契機として、施設を出て自立生活を始める重度障害者が現れてきた。障害を否定する思想に反抗した障害者は、障害を負うままの自分を肯定して生きようとするようになったのである。そういうものとして自立生活運動は展開して来ている。 障害を否定的にとらえる思想のもとに障害者は家庭に閉じ込められ、家族が扶養できない場合には施設に収容されるという扱いを受けて来た。施設の処遇は次第に改善されて来ているが、女性の入浴を男性職員が介助するということが未だに行なわれているのが実状である。収容を入所と言いかえても管理され保護され指導されるという基本は変わらない。さらに善意に発する福祉的配慮にも、障害者を劣等視する思想が染みついており、上下の関係を作ってしまう。人間としての誇りを持って生きたいと思う障害者は施設を出て自立する道を選ぶようになるのである、とこの報告は言う。施設で働くものにとって厳しい指摘である。施設における入所者の入権の問題はそこまでを含めて考えられなければならない。 「生の技法」という耳なれない言葉は、生活の技術のこととも言えるし、生活様式といってもよいように思う。家庭の愛情の中で、もしくは施設の福祉的配慮の中で身につけて来た生活様式では、自立して生活することが出来ない。自立生活を進める障害者は自ら習得した自立生活の生活様式と技術を伝達しようとする。その進んだ試みとして八王子のヒューマンケア協会の自立生活プログラムがある。アメリカのCILで学んだ障害者たちはピアカウンセリングを活用して、先ず障害を持ったままの自分を肯定することから始めて、自立の生活様式を体得してもらおうとしている。 多くの重度の障害者にとっては、介助者を確保することが自立の必要条件であり、そこに困難がある。必要なだけの介助が公費によって保障され、どのように障害の重い人でも自分の希望するところで人間らしく自立して生活できること、それによって障害を持つ者と持たない者とが助け合って、共に生きる関係を広げてゆくことが目標であるが、日本の現状では道は遠く険しい。しかし、人類の歴史はその方向に確実に動いている。諦めることなく努力を続ける勇気と知恵をこの本は与えてくれるのではないだろうか。 (社会福祉法人泉会理事、在宅ケア研究会) ◆09 三ツ木 任一 19810320 「書評:『生の技法――家と施設を出て暮らす障害 者の社会学』」,『われら人間』056:32-33 ◆10 斉藤 龍一郎 19910422 「書評:『生の技法 家と施設を出てくらす障害者の社会学』を読む」, 『東日本部落解放研究所ニュース』21:5-8 ◆11 太田 修平(障害者の権利保障を要求する連絡会事務局長) 19990625 『季刊福祉労働』(現代書館)51 ◆12 谷口 明広 199107 「書評:安積純子・岡原正幸・尾中文哉・立岩真也 『生の技法――家と施設を出て暮らす障害者の社会学』, 『社会福祉研究』51:096 ◆13 寺ノ門栄(ベテスタホーム総合施設長) 19910707 『健康ライフ』(ちぐさ健康ライフ編集局)100(1991-7):9 ◆14 大谷 強(川崎医療福祉大学福祉学部教授) 1991 『あくしょん』(あくしょん編集委員会) ◆15 (無署名) 1992 『そよ風のように街に出よう』(りぼん社)47 ◆16 樽本 典子(筑波大学助教授) 19920331 『家族研究年報』(家族問題研究会)17:97-99 ◆17 (無署名) 19920410 『アナザボイス』(札幌ベンチレーター使用者ネットワーク)13 ◆18 □田徹(福島女子短期大学助教授) 19920605 「社会運動の社会学への一視角」(論文) 『年報社会学論集』(関東社会学会)5:165-174 ◆19 山田富秋(山口女子大学助教授) 199210 『社会学評論』(日本社会学会)42-2 〇増補・改訂版 ◆20 要田洋江 1996 「(書評)」 『解放社会学研究』10号(1996) ◆立岩 真也 1996 「反論する――『生の技法 増補・改訂版』書評へのリプライ」 『解放社会学研究』10号(1996) >TOP ■言及 ◆志村 哲郎※ 19910610 「障害者の地域自立の可能性――障害者と共に生きる母親の聞き取りを通じて 解放運動の展開過程と障害者の地域自立IV」,『解放社会学研究』05:065ー077 ※関西大学人権問題研究室委嘱研究員(執筆時) ◆好井 裕明※ 19910610 「解放のネットワークをめぐる分析課題 共同研究:解放運動の展開過程と障害者の地域自立X」, 『解放社会学研究』05:078-088 ※広島修道大学助教授 ◆金子 郁容 1992 『ボランティア――もうひとつの情報社会』 岩波新書 580 ◆佐藤 緑 ◆伊田 広行 19950228 『性差別と資本制』,啓文社,473p. 3400 ※ p.377 ◆美馬 達哉 19950425 「病院」※ 「最後に指摘しておかなくてはならないのは、現在に至るまで病院という制度が、一般施療院的なもの・避病院的なものをその極限においてはつねに保持し続けてきたこと、そして一定の人々を排除してアウトカーストを生み出す役割を果たし続けてきたことである。たとえば、日本においてハンセン病者は現在もなお強制的隔離のもとにおかれ、「精神病者」の多くは様々な社会的法的差別のもとでまさにアサイラムの中に収容されている[…]。が、一九六〇年代以降、わずかずつで(p.78)はあるが、排除されてきた人々自身が自己を主張する機会が生じつつある。それは、アウトカーストを生み出すことによって成立した近代市民社会とその一翼を担い続けている病院制度を問い直す営為として、もっとも根源的な形で病院を問題化しているのだ(安積純子・岡原正幸・立岩真也・尾中文哉『生の技法――家と施設を出て暮らす障害者の社会学』藤原書店、一九九〇年。[…])」(美馬[1995:78-79]) ※黒田浩一郎編『現代医療の社会学――日本の現状と課題』,世界思想社,pp.59-80 ◆伊田広行 1998 「高齢化が進み家族形態が変化してきているので社会的援助は必要とは言われて きているのが,依然として社会保障の考え方は,まず家族が介助すべきであるとい うものである。だが,シングル単位論は,なぜ介助義務をまず家族に限定するのか (する必要はない)という根源的問題を提起する。後で知ったことだが,これと同 様の根源的問いを発している人として立岩真也氏(立岩[95])がいる。そこで, シングル単位の新しい発想をより説明するために,彼の図を変形した図表-13を使っ て説明しておこう」(伊田[1998:105]) 「…シングル単位制度では,当事者自身が,サービスを選び,ヘルパー(p.142) に要求と指示を出す主体となる一方,介助労働者の労働権も守られるのである。ここ では意思決定権保障と同時に,互酬性があり,かつ介助の安定供給ももたらされる。 (注) (注)詳しくは拙著[95a]p.372-378,安積・他[95]特に八章,立岩[95]参 照。なお,この安積・他[95]は,僕のシングル単位論と同じ発想に立っており, 家族員がなす活動とボランティアと市場労働と国家活動を全体的に射程に入れ,家 事労働の無償性の考察にまで踏み込んだまったく論理的な書であり,実践運動に学 ぶ謙虚さを兼ね備えた名著と言えるだろう。」(伊田[1998:142-143]) ◆南山浩二 1997 「家族ケアとストレス――要介護老人・精神障害者家族研究における現状と課題」 日本家族社会学会編『家族社会学研究』第9号,pp77-90,1997/7. 「……しかしながら、今日、老人への虐待・介護遺棄、あるいは「家族は障害者の 自立を阻む存在である」とする告発[安積,岡原,尾中,立岩編,1995]など、ケアの受 け手にとっても、家族ケアを巡る問題も少なくないことが示されている。」 ◆倉本智明 1997 「未完の〈障害者文化〉――横塚晃一の思想と身体」 『社会問題研究』第47巻第1号(近刊) 「1970年代の「障害者解放運動」が、外的な差別や抑圧を断罪するとともに、〈内 なる差別〉をも問題にしたことは既に述べたとおりだ。とりわけ、青い芝の運動は、 障害者自身の自己規定の変容を促す運動という側面を強くもっていた(20)。……」 20) 立岩真也,1990,「はやく・ゆっくり――自立生活運動の生成と展開」.安積・ 岡原・尾中・立岩,『生の技法――家と施設を出て暮らす障害者の社会学』,藤原書 店. ◆時岡 新 19971007(筑波大学大学院) 「ノーマライゼーションとはなにか」 『年報筑波社会学』9:19-36(筑波社会学会) ◆奥村隆 1998 岡原に言及 「「力」のない「弱者」「被害者」に対して「カワイソウ」と思い,「同情」し 「援助」する技法。このことは確かになにかを開く。しかし,同時に,それはなに か(p.116)を閉ざす。そう[する]「主体」に力を与え,そう[される]「客体」 の力を奪い取り,そこからはみ出る他者の「主体」に対応できない(8)。」 ([116-117]) 「(8) 障害者が親元や施設を出て暮らす「自立生活運動」では,介助者が配慮し 障害者が遠慮して不満や行き違いを回避するのではなく,配慮と遠慮を拒否して不 満や行き違いを主張しあう技法が模索されている。この技法では障害者の思い通り にならない事態も多く生まれる。「だけど,当たり前だ。対等な人間が二人で関係 を作って,いつも一方の思いだけが通るとしたら,そのほうがおかしい。配慮を拒 絶するとは,挫折を知ることでもあるのだ。」([123]) ◆川本 隆史責任編集 19980721 『共に生きる』(岩波 新・哲学講義6) 「思想史年表」の1990年のところに 1990年版(p.210) ◆大岡 頼光 199810 「福祉を成り立たせる論理――スウェーデンとオランダの老人福祉と児童福祉の比較から」 『ソシオロジ』43-10:19-34 *第8章 ◆安立 清史 19981130 『市民福祉の社会学――高齢化・福祉改革・NPO』 ハーベスト社 ◆倉本 智明 19981215 「障害者文化と障害者身体――盲文化を中心に」 『解放社会学研究』12号:31-42頁, 1998.12.15, 日本解放社会学会 ◆藤村 正之 19990224 『福祉国家の再編成』,東京大学出版会,267p.,4600+税 (1990年版に言及) ◆土屋 葉 199902 「全身性障害者の「家族」をめぐるリアリティ構成」 『Sociology Today』9:17-27(お茶の水社会学研究会) 安積純子 1990 「〈私〉へ−三十年について」安積他[19-56] 安積純子・岡原正幸・尾中文哉・立岩真也 1990 『生の技法−家と施設を出て暮らす障害者の社会学』藤原書店 岡原正幸 1990a 「制度としての愛情」安積他[75-100] 岡原正幸 1990b 「コンフリクトへの自由−介助関係の模索」安積他[121-146] 「*14Yさんが指摘する、親の介護の限界性について、旭[1993]、岡原[1990b]を参照。Yさんも示唆している(「…子どもの体でなくなっていくわけでさ、肉体的に大きくなるし」)性的ケア、身体ケアの観点から論じられている。」 「*15これに対して親の側は、「障害者家庭」という社会的リアリティ定義を自らの「家族」において実践し、維持することによって、「愛情深い障害者の親」として認められようとする。また逆に、親にこうした愛情の証を求める構造も存在することが指摘されている(岡原[1990a:87])。従来障害者の「自立」を阻む壁が、こうした親の存在であるといわれてきた(安積[1990:33]他)。過去の障害者運動を振り返ってみると、有名な主張として「親の愛を否定する」というものがある(横塚[1975→1981:143])。ここでは「愛によって作られた施設」や「殺すことが愛である」とする親への批判がなされていた。しかし本稿で「家族」のリアリティ構成論を援用して明らかになったことから結論づけるとするならば、ここで彼らによって否定されるべきは「親の愛」ではなく、親がすべてを担うことを要求される「障害者家庭」であるといえるのではないか。これについては別稿を期さねばならないが、本稿は従来の議論に一石を投じるものであると位置づけられるだろう。」 ◆櫻本 陽一 19990303 「「ともに生きること」の意味――知的な障害を持った人々の状況の考察から」 『相関社会科学』08:098-105 ◆三島 亜紀子 1999 「社会福祉の学問と専門職」 大阪市立大学大学院修士論文 (第2章・第7章) ◆瀬山 紀子 1999 「<語り>と<コミュニティ>の生成 −障害を持つ人々の語りを通して」 1998年度お茶の水女子大学人間文化研究科発達社会科学専攻応用社会学コース修士論文 (第7章・第9章) ◆川崎 賢一・藤村 正之 編 19990326 『社会学の宇宙 Ver.1.3』 恒星社厚生閣,307p.(第1刷:19921125) 2000 「ステップ・アップ社会学」p.277 ◆杉野 昭博 19990331 「障害者運動の組織とネットワーク――日本における障害当事者運動の歴史と展望」 『組織とネットワークの研究』研究双書 第112冊 関西大学経済政治研究所 第3章 pp.87-105 http://ipcres1.ipcku.kansai-u.ac.jp/~suginoa/ronbun/ronbun21.htm (第7章) ◆崎山 治男 19990909 「「肯定的な」感情経験の陥穽――感情経験の利用による「見下し」を巡って」 『ソシオロゴス』23:69-85 ◇石川 准・長瀬 修 編 『障害学への招待 ―社会、文化、ディスアビリティ― 』 明石書店 1999年3月31日 ◆第1章 障害学に向けて 長瀬 修 11 ◆第8章 異形のパラドックス――青い芝・ドッグレッグス・劇団態変 倉本 智明 *第7章に言及 ◆第10章 障害学から見た精神障害――精神障害の社会学 山田 富秋 285 ◆『福祉社会事典』 19990515 「福祉社会文献表」の「4.ハンディキャップとケア(福祉制度を含む)」 (森川美絵) 弘文堂 http://koubundou.co.jp/ ◆土屋 葉 199907 「全身性障害者の語る「家族」−「主観的家族論」の視点から−」 『家族社会学研究』11:59-69 40枚 ◆倉本 智明 19991225「ピアの政治学」 北野他編[1999:222-236]* *北野 誠一・石田 易司・大熊 由紀子・里見 賢治 編 19991225 『障害者の機会平等と自立生活――定藤丈弘 その福祉の世界』,明石書店,293p. 2800 ※ (第7章) ◆原田 啓一郎 19990916 「障害者の最低生活保障と介護保障――高生活保護訴訟(金沢地裁)」 『九大法学』78:363-408 * (第2章) ◆土屋 葉 19991010 「障害者施策の展開にみられる「家族」像――重度の身体障害を持つ人びとへの施策を中心として」 第72回日本社会学会大会報告 (引用文献として第7章「はやく・ゆっくり」) ◆瀬山 紀子 19991010 「<語り>と<コミュニティ>の生成――障害を持つ人々の語りを通して」 日本社会学会第72回大会報告 (第7章・第9章) ◆田中 恵美子 2000 「重度障害者の地域生活を支えるシステム――新しい介護サービスの可能性を求めて」 日本女子大学大学院人間社会研究科社会福祉学専攻博士課程前期論文 ◆城田 幸子 2000 「フィリピン貧困層における「障害者問題」――国外NGOの取組みとその課題」 一橋大学大学院地球社会研究専攻・修士論文 ◆三浦 耕吉郎 20000305 「書評:石川准編『障害学への招待』,明石書店」 『思想』909(2000-03):150-153 ◆津田 英二 2000 「知的障害者がいる家族の自助グループにおけるネットワーキング」2000年8月刊行予定 http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Labo/2877/jijo.htm (第3章・第9章) ◆自立生活センター・立川 20001003 『ともに生きる地域社会をめざして――CIL・立川10周年記念誌』 (第7章) ◆土屋 葉 2000 「「障害者家庭」へのまなざしの変遷――政策作成側と当事者運動側の緊張関係をみる」 『家族研究年報』25:16-28 (第7章) ◆土屋 葉 20001111 「「家族が行う介助」に関する一考察――障害をもつ人びとと家族への聞きとりを通じて」 日本社会学会第73回大会報告 於:広島学院大学 ◆倉本智明・長瀬修編 20001127 『障害学を語る』 発行:エンパワメント研究所,発売:筒井書房 189p.,2000円+税→1700円+送料 ◆松波 めぐみ 2001 「『障害文化』論が多文化教育に提起するもの」 大阪大学大学院人間科学研究科修士論文 (第1章,第2章,第5章,第6章,第7章,第9章) ◆中根 成寿(なかね なるひさ) 2001 「「障害がある子の親」の自己変容作業――ダウン症の子をもつ親からのナラティブ・データから」 立命館大学大学院社会学研究科・修士論文 ◆木村 知香子・山崎 喜比古 200103 「自立生活を志向する障害者と介助者の間にみられる新しい援助者−被援助者関係」 『医療者・患者関係の転換と患者の主体化に関する現状分析と理論開発』:086-096 (山崎 喜比古 研究代表者 平成11〜12年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(1))研究成果報告書,145p.) ※ (第2章,第8章) ◆瀬山 紀子 20010320 「日本に於ける女性障害者運動の展開(1)――70年代から80年代後半まで」 『女性学』8:30-47 (第7章,第9章) ◆市野川 容孝 20010425 「「障害者」差別に関する断想――一介助者としての経験から」 坪井秀人編[2001:229-242] 坪井 秀人 編 20010425 『偏見というまなざし――近代日本の感性』 青弓社,242p. 1600 * (第7章) ◆臼井 正樹 200108 「障害者文化論――障害者文化の概念整理とその若干の応用について」 『社会福祉学』42-1(64):87-100 「障害者のピア・カウンセリングについては、(安積純子、岡原正幸、尾中文哉、立岩真也〔1990:297-301〕)が詳しい。」 ◆星加 良司 20010915 「自立と自己決定――障害者の自立生活運動における「自己決定」の排他性」 『ソシオロゴス』25:160-175 (第1章,第3章,第5章,第7章) ◆土屋 葉 2001 「「障害者家族」のリアリティ構成」 お茶の水女子大学大学院人間文化研究科比較文化学専攻(社会学)・博士論文 (第7章,第9章) ◆森岡 正博 20011110 『生命学に何ができるか――脳死・フェミニズム・優生思想』 勁草書房,477+17p. 3800円+税 (第2章) ◆井口 高志 20011130 「書評 立岩真也『弱くある自由へ』」 『社会政策研究』02:219-223 ◆脇田 愉司 2001 『福祉・存在・原点・魂の共同性をめぐって――障害・福祉・原論』 130p. ※ ◆大河原 宏二 2002/02/15 『家族のように暮らしたい――奇縁でつながるケアハウスの軌跡』 太田出版,350p. 1900 ※ ◆土屋 葉 20020615 『障害者家族を生きる』 ,勁草書房,237p,2,800円 (第3章,第5章,第7章,第9章) ◆倉本 智明 20021031 「欲望する、<男>になる」 石川・倉本編[2002:119-144]* *石川 准・倉本 智明 編 20021031 『障害学の主張』,明石書店,294p. \2600 (第7章) ◆瀬山 紀子 20021031 「声を生み出すこと――女性障害者運動の軌跡」 石川・倉本編[2002:145-173] *石川 准・倉本 智明 編 20021031 『障害学の主張』,明石書店,294p. \2600 (第7章) ◆星加 良司 2002/09/15 「「障害」の意味付けと障害者のアイデンティティ――「障害」の否定・肯定をめぐって」 『ソシオロゴス』26:160-175 (第1章,第7章) ◆庄司 興吉 20021115 『日本社会学の挑戦――<変革>を読み解く研究と文献』,有斐閣,414p. 5200 ※ (pp.258-259,265) ◆松本 学 2002 「当事者による当事者研究の意義」,『教育方法の探求』 http://plaza.harmonix.ne.jp/~ma-mat/tojisyaresearch.html (第8章) ◆渡辺 一史 20030331 『こんな夜更けにバナナかよ――筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』,北海道新聞社,463p. \1800 ◆前田拓也 2003/04/26 「介助者のリアリティへ――障害者の自己決定/介入する他者」 障害学研究会関西部会第18回例会 ◆山下 幸子 2003/10/13 「健常者として障害者介護に関わるということ――1970年代障害者解放運動における健全者運動の思想を中心に」 日本社会福祉学会第51回全国大会報告 (第7章) ◆堀 智久 2003/10/12 「「障害児の親」の身体介入――形成外科治療のフィールドワークを手がかりに」 日本社会福祉学会第51回全国大会報告 (第3章) ◆天田 城介 20030228 『<老い衰えゆくこと>の社会学』,多賀出版,595p. 8500 ※ ** ◆大岡 頼光 20040225 『なぜ老人を介護するのか――スウェーデンと日本の家の死生観』,勁草書房,253p.ISBN:4-326-65290-X 2800 (第8章についてp.24) ◆天田 城介 20030228 『<老い衰えゆくこと>の社会学』,多賀出版,595p. 8500 ※ (第8章) ◆中根 成寿 20050825 「障害者家族の父親のケアとジェンダー――障害者家族の父親の語りから」,『障害学研究』01:158-188 (第3章) ◆山下 幸子 20050825 「障害者と健常者、その関係性をめぐる模索――1970年代の障害者/健全者運動の軌跡から」,『障害学研究』01:213-238 (第7章) ◆田中 耕一郎 20051120 『障害者運動と価値形成――日英の比較から』,現代書館,331p. ISBN: 4768434509 3360 [boople]/[amazon] ※, (第7章) >TOP ■cf.著者自身によるもの ◇立岩 真也 19910415 「どのように障害者差別に抗するか」, 『仏教』15,法藏舘 ◇立岩 真也 199107 「愛について――近代家族論・1」, 『ソシオロゴス』 ◇立岩 真也 199112 「出生前診断・選択的中絶をどのように考えるか」 江原由美子編『フェミニズム再考』(仮題),勁草書房 ◇立岩 真也・寺本 晃久 98/02/28 「知的障害者の当事者運動の成立と展開」(との共著) 『信州大学医療技術短期大学部紀要』23:91-106 50枚 ◇等々…(著者自身の文献には、その他たくさん、やたら出てきます。)… >TOP ○初版 第1刷 19901000 2500 02500 第2刷 19910000 0800 03300 第3刷 199*0000 1000 04300 ○増補改訂版 第1刷 19950515 1500 05800 第2刷 19960000 0700 06500 第3刷 19970220 0700 07200 第4刷 19971120 1000 08200 第5刷 19990330 1000 09200 第6刷 20000530 1000 10200 第7刷 20020000 1000 11200 第8刷 2007 UP:1996 REV....20071222 ◇English ◇障害学 ◇身体×世界:関連書籍 ◇郵送できる本 ◇BOOK |